今回は「鉢植えブドウ(あんどん仕立て・植え付け2年目)の芽かき」についてざっくり語っていくよ。
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そもそも芽かきとは?
芽をかき取ることで、苗木に貯蔵された養分を少ない芽に集中させることだよ。
詳しくはこのイラストを見てほしいんだ。
苗木に貯蔵されている養分には限りがあるから、見込みのある芽に養分を集中させた方が効率的!
養分を少ない枝に集中させることはとても大切。
中途半端に成長した枝は、結局、夏枝管理や冬のせん定で取ってしまうからね。
どうせ取っちゃうなら、無駄な養分を使う前の「芽」の段階で間引いた方が効率的。
それに、全ての芽を残すと、枝が込み合うから管理もしにくくなるね。
芽かきの時期
苗木から芽が概ね発芽したとき
(芽の良し悪しが見えてきたとき)
時期というよりはブドウの生育速度にあわせて、作業していく感じ!
芽かき作業風景
リング支柱の4つのリングに2本ずつ枝を這わす予定!
つまり、最低8本の枝が必要だね。
じゃあ、8本まで間引こうか。
ちょっと待って! ここでちょっとしたポイントがあるんだ。
いきなり最終予定の本数としないこと。
枝の誘引時に枝が根元から折れてしまうことがあります。
予備の枝がない場合、枝の誘引で折れてしまうと替えがききません。
ブドウの枝は想像以上に根元からぽろっと取れちゃうから注意!
なるほどな。
間引く芽は
・弱弱しい芽
・発生位置や発生角度が悪く誘引しにくそうな芽
この2つが基準!
●苗木の貯蔵養分は限りがある。
どうせなら少ない芽に集中させた方が効率的。
中途半端が一番ダメ!
●芽かきを一度にやりきらない。
※余分に枝を残しておいて、誘引に失敗した時の保険を残しておく。
●やるとやらないでは生育に差が出る作業。
きっちり行う。
ざっくり言ってしまうと、こんな感じ!!
ということで今回は「鉢植えブドウ(あんどん仕立て・植え付け2年目)の芽かき」についてご紹介しました。
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