ブドウ

鉢植えブドウ栽培(植え付け2年目) 芽かき

yakumokaju

今回は「あんどん仕立ての鉢植えブドウ(植え付け2年目)芽かき」について語っていくよ。

鉢植えブドウ栽培(あんどん仕立て)のまとめ記事は↓の記事を見てみてね。

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鉢植えブドウ栽培 あんどん仕立て【仕立て方ガイド】
鉢植えブドウ栽培 あんどん仕立て【仕立て方ガイド】

この記事はYoutube「果樹栽培ch」と連動しています。

動画の方が作業の雰囲気は伝わりやすいかもしれません。

1

芽かきとは

芽をかき取ることで、苗木に貯蔵された養分を、少ない芽に集中させる作業だよ。

↓↓のイラストのイメージだね。

芽かきをしない場合の貯蔵養分のイメージ
芽かきをした場合の貯蔵養分のイメージ

芽をかき取ることことで、苗木に貯蔵された養分を少ない芽に集中させるできるよ。

結果、しっかりした枝に成長しやすい!

養分を少ない枝に集中させることはとても大切。

中途半端に成長した枝は結局、夏枝管理や冬のせん定で取ってしまうからね。

2

芽かきの作業時期

苗木から芽が概ね発芽したとき

(芽の良し悪しが見えてきたとき)

時期というよりはブドウの生育速度にあわせて、作業していく感じ!

3

芽かき作業

植え付け2年目 春の様子

今回はリング支柱の4つのリングに1本~2本ずつ枝を這わす予定!

つまり、4本~8本の枝があればOK。

芽の数は明らかに8個以上があるから、芽かきで調整していくよ。

注意点

いきなり最終予定の本数としないこと。

枝の誘引時に、枝が根元から折れてしまうことがあります。

予備の枝がない場合、枝の誘引で折れてしまうと替えがききません。

ブドウの枝は、想像以上に根元がもろいから注意。

枝が成長するまでは簡単にポロっと取れちゃうからね。

芽かき後

間引く芽は

・弱弱しい芽

・リングの内側向きに発生している芽

この2つが基準!

ポイント

芽かきで優先的に間引きたい芽

①弱弱しい芽

発芽時点で成長の悪い芽は、元気な枝になりにくいため間引きます。

②リングの内側向きに発生している芽

リング内が込み合います。

病害虫被害のリスクが高まるため、間引きます。

ということで今回は「あんどん仕立ての鉢植えブドウ(植え付け2年目)芽かき」についてご紹介しました。

次の作業はあんどん仕立て完成までの枝管理について!

次の作業はこちら
鉢植えブドウ栽培 2年目以降の枝管理
鉢植えブドウ栽培 2年目以降の枝管理

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やくも果樹研究所 所長(中の人)
やくも果樹研究所 所長(中の人)
元果樹専門 農業技師
根域制限栽培を中心に研究中。

農業技師時代の専門はカキ・イチジク・ブドウ
好きな果物はキウイ・洋ナシ
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