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鉢植えブドウ(あんどん仕立て)発芽後の芽かき

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今回は「鉢植えブドウ(あんどん仕立て) 植え付け後の芽かき」についてざっくり語っていくよ。

ブドウ栽培のまとめはこの記事をチェック!

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そもそも芽かきとは?

「芽をかき取ることで苗木に貯蔵された養分を少ない芽に集中させること」だよ。

詳しくはこのイラストを見てほしいんだ。

芽かきをしない場合の貯蔵養分のイメージ(模式図)

苗木に貯蔵されている養分には限りがあるんだ。

無限じゃないから芽の数が多ければ、各芽に供給される養分は少なくなるよ。

つまり「しっかりした枝に成長しにくい」ってこと。

芽かきをした場合の貯蔵養分のイメージ(模式図)

芽をかき取ることことで、苗木に貯蔵された養分を少ない芽に集中させるできるよ。

結果、しっかりした枝に成長しやすい!

養分を少ない枝に集中させることはとても大切。

中途半端に成長した枝は結局、夏枝管理や冬のせん定で取ってしまうからね。

芽かきの時期

①芽かき(1回目):5月上旬ごろ

苗木から芽が概ね発芽したとき

(芽の良し悪しが見えてきたとき)

②芽かき(2回目):5月中旬ごろ

葉っぱが6~10枚程度展葉したとき

(枝の良し悪しが見えてきたとき)

時期というよりはブドウの生育速度にあわせて、作業していく感じ!

①芽かき(1回目):5月上旬ごろ

植え付け後、しばらくして発芽した苗木
生育の悪い芽①
生育の悪い芽②

5つの芽が発芽しているけれど、最終的に育成する枝は1本。

芽の良し悪しが判断できるようになったら、悪い芽を間引いていこう。

芽を間引く

ブドウの芽は手で簡単にポロっと取ることができるよ。

つまり、

育成していく芽も丁寧に扱わないと成長途中で取れやすいってこと。

注意!

いきなり1本の枝だけにしないこと。

※枝が折れてしまうと替えがきかないため、予備の枝を2本程度残しておくと安全。

②芽かき(2回目):5月中旬ごろ

1回目の芽かき後、しばらく経った苗木

枝の良し悪しが判断付くようになったら2回目の芽かきで枝を1本に選抜しよう。

まずは見込みのない芽・枝を間引こう。

見込みのない芽

見込みのない芽をまず間引く

育成する枝を決めたら、「枝がまっすぐ伸びるように」・「枝が折れないように」支柱に誘引しよう。

今回はこの枝を育成する
慎重に枝を支柱に固定

ポイントは育成する枝が無事に支柱に固定できてから残りの枝を切除すること。

ブドウの枝は想像以上に根元が脆いからね。

伸ばしていく枝が支柱に固定できてから、残りの枝を切除すること。

枝の誘引時に枝が根元から折れてしまうことがあります。枝を1本にしてから、枝の誘引で折れてしまうと替えがききません。

ざっくり言ってしまうと、こんな感じ!!

ということで今回は「鉢植えブドウ(あんどん仕立て) 植え付け後の芽かき」についてご紹介しました。

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