鉢植えカンキツ・レモン 植え付け作業

今回は「鉢植えカンキツ・レモンの植え付け作業」について語っていくよ。
鉢植えカンキツ・レモン栽培のまとめは↓↓を見てみてね!

専門業者から苗木を手配する場合、植え付けまでのスケジュールは↓↓の通り!!

①苗木の予約・手配:9月~
専門業者から手配するときは、大体9月から苗木の予約が始まります。
ホームセンターの良さは「お手軽さ」
「植え付け前に苗木を買って、すぐに植え付ける」なんてことも気軽にできるね。
特に品種にこだわりがなければ、ホームセンターでもOKってことやな。
②苗木の発送
専門業者に予約注文すると、3月ごろに苗木が発送されてきます。ポット苗木の場合、秋口に発送されることもあります。

③植え付け(秋植え)
教科書的なことを言うと「仮植え」→「越冬」→「春植え」の手順なんだけど、ポット苗木の場合、苗木が届き次第、秋植えでOK!!
ただし、越冬対策が必要。詳しくは↓↓記事を見てみてね。

④植え付け(春植え)

苗木業者に素掘り苗を頼んでいた場合は、3月くらいに発送されるよ。
届き次第、植えつけていこう!
準備するものは↓↓のとおり!
※★印は必須。Δ印はあった方がよいもの
★苗木
★植木鉢またはプランター ※植木鉢は10号~11号。体積10L程度のものがおススメ
★培養土 ※果樹専用でもいいですが、野菜用の培養土に赤玉土(小・中)を混ぜても代用OK
★イボ竹支柱
★麻ひも
★土入れ(スコップ)
Δ予備の植木鉢・プランター ※土をブレンドする場合はあると便利です。
Δ鉢底石 ※赤玉土(大)で代用OK
Δ緩効性肥料
Δジョウロ
Δ水分計 ※鉢植えの場合あると便利
Δ木工用ボンドまたはトップジンMペースト


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ポイントは「浅植え」
根っこは下に向かって成長するから下向きのスペースを確保した方が、根っこの生育スペースが増えるよ。
つまり、「浅植え」とすることで根っこの生育スペースが増え、生育が良くなるってわけ!
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植え付け出来たら苗木の切り返しも行っておこう!
苗木を切り返すことで「養分を少ない芽に集中させ、元気な枝の発生を促す」ことができるよ!木の高さも調整できるね。

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木工用ボンドは人間でいう「絆創膏」
トップジンMペーストは木工用ボンドに殺菌剤が練りこまれたもの。
用意できるならトップジンMペーストを使おう!
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固定は八の字結び。
接ぎ木部分が埋まらないようにすることも大切だね。
接ぎ木部分が埋まらないように植え付けましょう。
接ぎ木部分が土に埋まってしまうと、穂木品種(果実を収穫するための品種)からも発根する可能性があります。
台木品種(根っこを活用するための品種)を接いで接ぎ木苗にしているのは理由があります。
穂木品種からも発根させてしまうと、接ぎ木苗の意味が薄まります。
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水と肥料をあげれば植え付け作業完了!
●植え付け適期は「3月中旬~4月上旬」
※ポット苗木であれば秋植え(11月下旬~12月上中旬)も可能。
●ポイントは浅植え
●おススメは10号鉢からのスタート
何事も最初が肝心。植え付け適期に作業することが失敗しにくいコツ!
ということで今回は「カンキツ・レモンの鉢植え作業」ついてご紹介しました!
鉢植えカンキツ・レモン栽培のまとめ記事は↓↓をチェック!
