お家で果樹栽培をしていると病気に悩むこともあるよね。
果樹栽培は病気の戦いでもあるんだ。
そこで、
今回は家庭果樹におけるおススメ農薬(病気編)について話していくよ。
確かに。
気が付くと病気になっていて栽培が上手くいかないこと多いよなぁ。
農薬を使った方が良いことは分かっているけど、どんな農薬がいいかが分かんないんだよな・・・
農家さんであれば生育ステージにあわせて様々な農薬を組み合わせて防除スケジュールを組むんだけど、
家庭果樹の場合はそうもいかないでしょ?
だからこの記事では「とりあえずこれを持っておけば捗るよ!」っていう農薬をご紹介!
おススメはオンリーワンフロアブル!
お勧めする理由は4つ。
適応果樹品目が多い(使用できる果樹品目が多い)
農薬は使用できる品目が決まっているんだ。
でも、
オンリーワンフロアブルはほとんどの果樹で使用可能!
(カンキツ・レモンには登録がありません。)
つまり、
オンリーワンフロアブルを1本持っておけば大体の果樹で役立つってことやな。
ええな。
オンリーワンフロアブルの良いところはそれだけじゃあないんだ。
色々な果樹に使用できても、効果のある病気の種類が少なかったらあまり意味ないよね。
それはそうやな。
でも、そんなこと言うってことはあれじゃろ?
対応病害が多い
そう!
オンリーワンフロアブルは色々な病気に効果があるんだ。
これ1本で大体何とかなるって意味でも「オンリーワン」だよね。
オンリーワンフロアブルをお勧めする理由はまだまだあるよ。
ほとんどの果樹で収穫前日まで使用可能
薬剤によって「収穫○○日までの散布」と期間が決まっているんだけど、オンリーワンフロアブルはほとんどの果樹で「収穫前日まで使用可能」!
これはかなり重宝するよ。
病気が進行しているのに、「使用可能時期の制限によって使用できない」なんてことはほとんどないってことだからね。
予防・治療の2つの効果を持ち・効き目も長い
これもオンリーワンフロアブルの良いところ!
農薬の多くは予防を目的に設計されているんだ。
つまり、
・病気の発生を防部
・病気が発生したらそれ以上広まらないよう抑える
ことはできるけれど、治療はできないことが多いんだ。
オンリーワンフロアブルは植物体への浸透移行も期待できるから治療効果もあるね。
農家さんも愛用しているし、家庭果樹でも役立つ農薬だよ。
オンリーワンフロアブルの調整(希釈)作業
オンリーワンフロアブルの調整作業の流れはこんな感じ!
この記事はブドウ散布用に2000倍希釈していくよ。
オンリーワンフロアブル1mlを2Lに薄めればOK!
【用意するもの】
オンリーワンフロアブル・計量カップ(1ml単位)・農薬を分注するためのスポイト・希釈容器・スプレー容器
↓
まずはオンリーワンフロアブルを1ml取り分けるよ。
この記事では1ml単位の計量カップとスポイトを使っているけれど、1mlの計量スプーンとスポイトでもいいかも!
↓
オンリーワンフロアブルを1mlを計量できたら、水で2Lに薄めよう。
容器は何でもいいけれど、2Lのペットボトルは取り回しが良いからおススメ!
オンリーワンフロアブルの散布作業
オンリーワンフロアブルの調整(希釈)ができたら、スプレー容器に移し替えてLet’s 散布!
周囲と自分にかからないよう注意しながらスプレーしていこう。
●時間帯はお昼の暑い時期は避けて、朝・夕方の涼しい時間帯に行いましょう。
→暑い時期に薬剤散布を行うと、薬害の発生リスクが高まります。
●葉っぱの裏までしっかり散布しましょう。
→まんべんなく散布することが大切です。中途半端はNGです。
●雨の日や雨が降りそうな日は散布を避けましょう。
●周囲への配慮を忘れずに。
→周りに薬剤が飛散しないよう注意しながら散布作業を行いましょう。
●使用の際は(農薬用)マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを身に着け、作業後は着替え・シャワーを行いましょう。
●おススメは「オンリーワンフロアブル」 1本持っておけば色々捗る!
●「オンリーワンフロアブル」は色々な果樹に使用可能。かつ効果のある病気は多い。
●「オンリーワンフロアブル」はほとんどの果樹で「収穫前日まで使用可能」
●「オンリーワンフロアブル」は予防だけでなく治療効果も期待できる。
(農薬の多くは予防を目的に設計されています。)
ざっくり言ってしまうと、こんな感じ!!
今回は家庭果樹でのおススメ農薬(病気編) についてご紹介しました。
1本あるだけで、果樹栽培の安定感は段違いに向上するはず!