コンテナ果樹栽培のススメ

今回はコンテナ果樹栽培について語っていくよ。
コンテナ果樹栽培について
収穫用コンテナを植え付け容器にした、栽培方法です。
植木鉢やプランターよりも排水性が良く、土の量も調整が可能なため、排水性の悪い園地でも、土壌改良のされた畑地と同等の果実を生産することが可能とされます。

コンテナを設置し、植えつける。
ということは、場所を選ばずに畑地同等の果実生産ができる。
ってことだね。


コンテナ果樹栽培のメリット
メリット①
コンテナを増設することで、容器の大きさを拡大できる。

どういうこと?

百聞は一見に如かず!
コンテナを増設するってのはこういうこと↓↓



コンテナをつなげられるっていうけど、
こんなんで本当に根っこは伸びていけるんか?

そこもしっかり確認しているから、安心して!
↓の写真はコンテナ増設 1週間後のコンテナ連結部分の様子だよ。




コンテナの隙間から隣のコンテナへ根っこが伸びとるな!
コンテナをくっつけて、連結部分の隙間に土を入れておけば、簡単に増設できるってことか!

そういうこと!
メリット② 排水性・通気性が良い

コンテナはメッシュ側面がメッシュ状になっているからね。
排水性・通気性がもの凄く良いよ。
排水性を気にしなくていいってのは大きいね。

コンテナ果樹栽培のデメリット
デメリット①
水やりが大変。基本的に自動かん水が必須

【メリット②排水性・通気性が良い】の悪い面でもあるんだけど、
コンテナで土の量を制限しているうえ、コンテナからどんどん水が抜けていくから、水やりが大変なんだ。
植え付け1年目くらいまでは、ホースでの水やりで対応できるけど、
植え付け2年目くらいからは自動かん水システムを組まないと、水やりがしんどくなるね。
コンテナブドウ栽培

今回はコンテナ栽培の見本としてブドウを栽培していくよ!
(他の果樹でもコンテナ栽培できるんだけど、家族からのリクエストでブドウになりました。)
①植え付け
可能な限り苗木が「浅植え」となるようにギリギリを狙いましょう。
根っこは下へ下へ伸びます。 「浅植え」とすることで根っこの生育スペースを最大限確保することができます。



②枝を棚線に誘引し、木の骨格を育成
植え付け1年目は木の骨格を育成する年です。
棚線に枝を誘引し、育成していきます。
今回は一文字仕立てに育成します。



植え付け1年目はコンテナ3個で栽培していくよ。
見本では順次追加していったけど、植え付け時に3個連結しておいてもいいと思うよ。




栽培状況は都度更新していくから、良ければまたチェックしてみてね!
