ブルーベリー

お家でブルーベリー栽培【品目紹介】

yakumokaju
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ブルーベリー栽培概要

ガーデニング品目としても人気が高く、お庭を華やかに飾ってくれるでしょう

完熟果はスーパーにはあまり出回らないため、季節の味を満喫したいのであれば、お家で栽培するのが一番です。

※ブルーベリーの品種組み合わせには相性があります。

葉・花・果実は可愛らしく、ガーデニング品目としておススメです。

●栽培適地:全国

※品種によって栽培適地が多様です。興味がある品種の耐寒性・耐暑性を確認する必要があります。

※ブルーベリーは3年生苗(植え付3年目の苗)の販売が充実しています。しっかりした3年生苗を購入することが収穫までの近道です。

①複数品種を育てると、実付きが良く、果実も大きくなります。

②酸性土壌でないと生育が悪くなるため、地植え栽培の場合は土壌改良が必要です。

※鉢植えの場合は必ずブルーベリー専用の土を使用しましょう。

③鉢植えの場合、コガネムシの幼虫対策が必要です。

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ブルーベリーの系統について

ブルーベリーは

「ノーザンハイブッシュ系」「サザンハイブッシュ系」「ラビットアイ系」

の3系統に分類されます。

それぞれの系統で栽培適地が異なりますので、ご自身の地域が栽培適地かどうか確認しておくとよいでしょう。

冷涼な地域は「ノーザンハイブッシュ系」

※高温多湿が苦手で、冬は一定期間7℃以下の低温に合う必要があるため、温暖な地域では向きません。

※高温多湿な日本では少し栽培しにくいですが、美味しい品種が多い系統です。


温暖な地域は「サザンハイブッシュ系」・「ラビットアイ系」

※低温要求が少なく、基本的に日本全国で栽培可能です。

※ラビットアイ系は丈夫で栽培しやすく、初心者におススメです。

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おススメの仕立て方

難しく考えなくても大丈夫です!

ブルーベリーは自由に栽培しても、ある程度きれいな形にまとまります。

↓↓は放任栽培10年目くらいのブルーベリーです。(ラビットアイ系)。

趣味で育てるのなら、このぐらいの気軽さでいいかな?と思っています。

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栽培時の注意点

  1. 苗木の時点では果実をならさない
  2. 植え付けは酸性土壌
  3. 同系統 複数品種植える

苗木の時点では果実をならさない

ブルーベリーの苗木には花・果実がついているものが多いですが、基本的には植え付け1年目は果実をならさない方が吉。苗木の状態で果実をならせてしまうと、最悪枯れてしまいます。

詳しくはこちら!
ブルーベリー 植え付け1年目の着果が2年目に与える影響
ブルーベリー 植え付け1年目の着果が2年目に与える影響

植え付けは酸性土壌

ブルーベリーは酸性土壌でないと、生育に必須な「リン」が上手く吸収できません。

地植えの場合は「酸度未調整のピートモス」で植穴づくり。

鉢植え栽培の場合は「ブルーベリー専用の培養土」と「鹿沼土」を使って、酸性土壌にしてあげましょう。

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なぜブルーベリーは酸性土壌を好むのか?
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③同系統 複数品種植える

ブルーベリーは1本でもなりますが、違う品種同士で受粉させた方が、着果が安定し、果実も大きくなります。

※違う品種同士で受粉するとタネが入りやすく、タネが多いほうが果実が大きくなり、食味もよくなるためです。

※同系統の品種で組み合わせるのは「同系統品種だと開花時期がそろいやすいため」です。

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ブルーベリー栽培ガイド

ブルーベリー栽培をやってみたい!

ブルーベリー栽培してみようかな?

と思ってくれた方は、ぜひ栽培ガイドをご覧ください!

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詳しくはこちら!
鉢植えブルーベリー栽培 栽培ガイド
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ここまで読んでくれた方に、

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やくも果樹研究所 所長(中の人)
やくも果樹研究所 所長(中の人)
元果樹専門 農業技師
根域制限栽培を中心に研究中。

農業技師時代の専門はカキ・イチジク・ブドウ
好きな果物はキウイ・洋ナシ
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