お家でブルーベリー栽培【品目紹介】

ブルーベリー栽培概要
ブルーベリーはコンパクトに栽培できるため、手軽に果樹栽培をしたい方におススメです。
ガーデニング品目としても人気が高く、お庭を華やかに飾ってくれるでしょう。
完熟果はスーパーにはあまり出回らないため、季節の味を満喫したいのであれば、お家で栽培するのが一番です。
特別な技術は必要ありませんが、1本では結実しにくいので、2品種を植えることをおススメします。
※ブルーベリーの品種組み合わせには相性があります。




ブルーベリーの系統について
ブルーベリーは
「ノーザンハイブッシュ系」・「サザンハイブッシュ系」・「ラビットアイ系」
の3系統に分類されます。
それぞれの系統で栽培適地が異なりますので、ご自身の地域が栽培適地かどうか確認しておくとよいでしょう。
冷涼な地域は「ノーザンハイブッシュ系」
※高温多湿が苦手で、冬は一定期間7℃以下の低温に合う必要があるため、温暖な地域では向きません。
※高温多湿な日本では少し栽培しにくいですが、美味しい品種が多い系統です。
温暖な地域は「サザンハイブッシュ系」・「ラビットアイ系」
※低温要求が少なく、基本的に日本全国で栽培可能です。
※ラビットアイ系は丈夫で栽培しやすく、初心者におススメです。
おススメの仕立て方
難しく考えなくても大丈夫です!
ブルーベリーは自由に栽培しても、ある程度きれいな形にまとまります。

↓↓は放任栽培10年目くらいのブルーベリーです。(ラビットアイ系)。
趣味で育てるのなら、このぐらいの気軽さでいいかな?と思っています。


栽培時の注意点
- 苗木の時点では果実をならさない
- 植え付けは酸性土壌
- 同系統 複数品種植える
①苗木の時点では果実をならさない
ブルーベリーの苗木には花・果実がついているものが多いですが、基本的には植え付け1年目は果実をならさない方が吉。苗木の状態で果実をならせてしまうと、最悪枯れてしまいます。

②植え付けは酸性土壌
ブルーベリーは酸性土壌でないと、生育に必須な「リン」が上手く吸収できません。
地植えの場合は「酸度未調整のピートモス」で植穴づくり。
鉢植え栽培の場合は「ブルーベリー専用の培養土」と「鹿沼土」を使って、酸性土壌にしてあげましょう。

③同系統 複数品種植える
ブルーベリーは1本でもなりますが、違う品種同士で受粉させた方が、着果が安定し、果実も大きくなります。
※違う品種同士で受粉するとタネが入りやすく、タネが多いほうが果実が大きくなり、食味もよくなるためです。
※同系統の品種で組み合わせるのは「同系統品種だと開花時期がそろいやすいため」です。
ブルーベリー栽培ガイド
ブルーベリー栽培をやってみたい!
ブルーベリー栽培してみようかな?
と思ってくれた方は、ぜひ栽培ガイドをご覧ください!
植え付け~収穫まで様子・ポイントを細かくまとめています!


ここまで読んでくれた方に、
最後におススメの書籍をご紹介!

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