今回は「カンキツ・レモン気を付けたい害虫 アゲハチョウの幼虫」についてざっくり語っていくよ。
カンキツ・レモンのまとめ記事はこの記事をチェック!
アゲハチョウについて
アゲハチョウの幼虫はカンキツ・レモンにとっては害虫です。
成虫は見た目麗しいきれいなチョウチョですが、
「幼虫はミカン科の葉を食害し、食欲旺盛」
「年3回~6回ほどのサイクルで産卵~成虫~産卵を繰り返すため発生期間が長い。」
とカンキツ・レモンにとって良いことはありません。
幼虫は成長ステージによって見た目が大きく変わるよ。
これはまだ小さいときの幼虫。
この時点で処理したいところ。
蛹間近の幼虫。
ここまで成長すると食欲もすさまじいし、今までに食害された葉っぱもかなりの量になっているね。
ここまで成長させてはだめ!
アゲハ蝶の食欲を甘く見ない!
アゲハ蝶の幼虫は成長に応じて、食害量も増えていきます。
また、1本の木に複数卵が植えつけられます。
最初のうちはほとんど被害が無いように感じられますが、油断しているとあっという間に↓↓の木のように木を丸裸にされます。
要注意!!
【アゲハ蝶の幼虫被害を受けたカンキツ】
アゲハチョウの幼虫対策
基本的には
見つけ次第、捕殺
がおススメです。
薬剤散布を行うと葉っぱや芽が薬剤で枯れてしまうことがあるためです。
※薬剤散布がダメなわけではありません。
数が多すぎて対処できないときや確実に処理したい場合は薬剤散布を行おう。
個人的なおススメ薬剤は「モスピラン果粒水溶剤」
↓
幼虫が小さいうちにこまめに捕殺することがポイント!
とにかく食欲旺盛!! 放っておくと葉っぱがすべて食べられることもあります。
5月~10月まで長期間発生するため、定期的に観察し幼虫は見つけたら捕殺しましょう。
気づいたら処理する!
こまめに木を観察することが一番大切。
もちろん、疲れない範囲で!
●アゲハチョウの幼虫には注意。甘く見ると葉っぱが全て食べられることも。
●5-10月と発生期間が長いため根気よく注意し続ける。見つけ次第、捕殺が基本。
●大きく成長するにつれ食欲も爆発的に増える。必ず小さいときに処理する。
ざっくり言ってしまうと、こんな感じ!!
今回は「カンキツ・レモン気を付けたい害虫 アゲハチョウの幼虫」についてご紹介しました。
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