土壌改良のおススメアイテム「オーガ」

今回は土壌改良でおススメしたいアイテム「オーガ」について語っていくよ!
オーガとは?
垂直に穴を掘ることで、土壌改良や支柱・苗木の植え付け作業を効率化する農機具です。
小回りが利き、かつ人力では難しいような穴を掘ることができます。
とくに、【耕盤層を突き破り、水はけを良くする】といった作業で効果を発揮します。

ざっくり言うと、エンジンや電気の力を使って縦穴を掘る農機具だよ!
↓みたいなやつ!

↑は電動式。
↓みたいにエンジン式もあるで。
一般的にエンジン式の方が安価やな。
オーガによる縦穴暗渠がおススメな理由

理由はシンプル!
縦穴が排水性改善にとても効果的だから!
縦穴が排水性改善に効果的な理由
地表や土壌中の水は少しずつ浸透し、ゆっくりと土壌の下層へ流れていきます。
場所によっては、耕盤層という水を通しにくい層があり、なかなか水が抜けない(水はけの悪い)土地もあるかもしれません。
※とくに水田転換畑は耕盤層があるため、水はけが悪く、果樹への転換は向かないとされます。
オーガは「人力では難しい深く・しっかりした縦穴」を掘ることができます。
耕盤層も突き破ることができるため、耕盤層の上でたまっていた水も下層へ逃がすことができます。
つまり、人力では難しかった排水性の改善処理が行えます。
さらに、耕盤層を突き破り、深く掘った縦穴は、地表や土壌中の水の通り道として機能するため、一気に水を土壌の下層まで流すショートカットとなります。
以上のことから、オーガによる縦穴暗渠は、劇的に排水性を改善する効果が見込めます。

小回りが利くから、農地の水はけが悪いところにピンポイントで縦穴を掘ることができるのもポイントや!
少ない縦穴堀り(作業)で大きな効果を得られるってことやな!
水はけ向上を目的とした縦穴暗渠の方法
耕盤層は深さ20㎝~30㎝にあることが多いため、30㎝は縦穴を掘る必要があります。
オーガのドリル部分(アタッチメント)は30㎝以上の縦穴が掘れるものを使用しましょう。
オーガで掘った縦穴にもみ殻を充填すれば、水はけ向上効果のある縦穴暗渠の完成です。
水はけ改善したい農地の水の流れを意識しながら、数m間隔で縦穴暗渠を作るとよいでしょう。


よく水田転換畑でイチジクを栽培されている方がいるけど、そのままでは水はけが悪くて、生育は安定しないね。
結果、数年で栽培撤退。なんてことも多いけど、それは耕盤層の処理をしていないから。
つまり、
オーガを上手く活用すれば、水田転換畑での果樹栽培の可能性は大きく広がるってことだね!
オーガによる土壌改良がおススメな理由
たい肥やもみ殻といった土壌改良剤を、果樹が根っこを張っている深さ(有効土層)まで効率的に届けることができるため。

たい肥やもみ殻を人力・耕運機で土に混ぜても、有効土層までしっかり届かない。
農地が広いと、混ぜることも難しいから、↓みたいに地表散布になりがち。
もちろんそれだけでも効果はあるけれど、限定的と言わざるを得ないね。



そこで、オーガの出番や!
オーガで穴を掘りながら、土壌改良剤を混ぜることで土壌の深いところまで、届けることができるんや。
(これを深耕施肥と言ったりするで)

果樹の場合、木の周り数か所を毎年少しずつオーガで深耕施肥を行う「たこつぼ方式」が有名だね。
おススメオーガ

個人的にはマキタのDG461DZかな!
よりハイパワーのDG002G(40Vmax仕様)もあるけれど、バッテリーの汎用性を考えると、18V×2の36Vで使えるDG461DZがおススメ!

↑の本体にはバッテリ・充電器・ドリル部分(オーガビット)は付属しとらんから注意や。

ドリル部分(オーガビット)はφ 200 × 800 mmの「A-71679」がおススメ!
