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鉢植え果樹 おススメの鉢について

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今回は鉢植え果樹栽培の必須アイテム「植木鉢」について語っていくよ!

①植木鉢の大きさ

植木鉢の大きさは1号、2号・・・といった具合に「号」という単位でサイズを表現することが多いね。

近所のおっちゃん

それはよく聞くけど、具体的に「1号」ってどのくらいの大きさなの?

号数は「植木鉢上部の直径で決まるよ」

「1号=3㎝」

つまり、10号鉢であれば鉢上部の直径が30㎝ということ!

号数ごとに入る土の量がだいたい決まっているよ。

●植木鉢の大きさは号数で表現されることが多い。号数は植木鉢の直径の長さ。

※1号当たり=3㎝

●鉢植え果樹の場合、10号鉢が基準の大きさ。

10号鉢で初めてさらに大きくしたくなった場合は少しずつ大型の植木鉢で栽培すると失敗しにくい。

10号鉢より小さい植木鉢でも育てることはできるけれど、しっかり収穫できるかどうか不透明なんだ。

まずは無難に10号鉢をおススメするよ!

②植木鉢の素材

一口に植木鉢といっても色々な素材があるよ!

それぞれに特徴があるよ。

●プラスチック鉢

割れにくく軽いため扱いやすい。

スリットを入れて排水性を向上させたスリット鉢もある。

プラスチック鉢の良いところ

・軽い

・水持ちがよい

・サイズ、形が豊富

プラスチック鉢の悪いところ

・水持ちがいい反面、通気性が悪い。

※過湿に注意。

・夏場は鉢内部が高温になりやすく根が傷むことがある。

※夏場のアスファルトやコンクリートへの直置きは致命傷になる可能性あり。

スリット鉢について

・サイドにスリットが入っているため、水はけがよい。

・根が巻きにくい構造のため、自然環境に近い根の生育が期待できる。

・土が鉢から流れやすいため、敷皿を敷くとGOOD

スリット鉢 スリット部分に注目!!
スリット鉢 鉢底

●素焼き・テラコッタ鉢

素焼き鉢は粘土を焼いてつくられる。

表面全体が気孔質で鉢自体に小さな穴が開いているため、排水性と通気性に優れる。

テラコッタは本来イタリアで作られた素焼き鉢のことを指す。

現在では「洋風デザインの素焼き鉢」を総称してテラコッタと呼ぶことが多い。

素焼き・テラコッタ鉢の良いところ

・排水性と通気性に優れ、根腐れしにくい

・鉢内の気温が上がりすぎない

素焼き・テラコッタ鉢悪いところ

・重たい

・衝撃に弱く、割れやすい

素焼き鉢
テラコッタ鉢

●木製鉢

見た目が自然で美しい・通気性・吸水性も良い。

ただし、「腐りやすい」という致命傷がある。

防腐処理・プラスチック底のものがおススメ。

木製鉢の良いところ

・通気性・吸湿性が安定している

・鉢内の気温が上がりすぎない

木製鉢の悪いところ

・腐りやすいため、雨が当たりにくい場所に設置したほうが無難

木製鉢
底がプラスチックの木製鉢

●陶器鉢

色や形に種類が豊富でおしゃれなものが多い。

表面に塗装したものや釉薬を塗ってから焼いた鉢は通気性が悪い。

陶器のため衝撃にも弱い。

陶器鉢の良いところ

・色や形の種類が豊富。

一点物も多いためお気に入りの鉢を見つける楽しみがある。

陶器鉢の悪いところ

・重たい

・衝撃に弱く、割れやすい

・高価なものも多い

陶器鉢 見た目はきれい!!

正直に言ってしまうと、鉢植え果樹であれば「プラスチックのスリット鉢」一択

スリット鉢であればプラスチック鉢の弱点「通気性が悪い」もカバーできるし、夏の高温は「二重鉢」で対策できるからね。

近所のおっちゃん

「二重鉢」って?

鉢を二重にして直射日光による高温を避ける手法だよ。

詳しくは別の記事で紹介したいな。

鉢植え果樹 ちょっとした裏技「二重鉢」 今回は鉢植え果樹栽培のちょっとした裏技・小技「二重鉢」について語っていくよ! 二重鉢とは? 名前の通り、...

③鉢の形

本当はいろいろな形があるんだけど、鉢植え果樹の関係のある形にスポットを絞ってご紹介。

●深鉢

少し底が深いタイプ。

果樹は根が深く張るため、深鉢と相性が良い。

基本的に果樹用の植木鉢は深鉢のためそこまで気にする必要はないかもしれません。

深鉢(写真はバラ用の鉢。基本的に果樹用鉢は深鉢)

●プランター

品目問わず「一文字仕立て」や「エスパリエ仕立て」といった平面的な仕立て方をする場合、

作業性が良いためおススメです。


ざっくり言ってしまうと、ふつうは「深鉢」

「一文字仕立て」や「エスパリエ仕立て」なら「プランター」がおススメ!!