今回は「鉢植えブルーベリー 植え付け1年目の着果が2年目に与える影響」について語っていくよ。
ブルーベリー栽培のまとめはこの記事をチェック!
今回はけっこう硬い内容!
でも大切なことだから、最後まで読んでくれると嬉しいな。
頼むな!
ブルーベリーは通常4~5年生(生育4~5年目)から少しずつ着果させるのが基本とされているけれど、3年生苗(生育3年目)であれば、植え付け1年目に果実を収穫してもよいか試験をしてみました!
結果はこんな感じ!
① 3年生苗 植え付け1年目にがっつり着果させた場合
品種は「サンシャインブルー」
一切摘果を行わず、果実が着いた分だけならしてみたよ。
【植え付け1年目 なるだけ果実をならしたサンシャインブルー】
結果、植え付け2年目の5月の様子はこんな感じになりました。
【植え付け2年目 春先の様子】
すごい衰弱したな・・・
ね。
ここまで衰弱するとは思っていなかったよ・・・
結局この後、衰弱しきって枯れてしまったんだ。
② 3年生苗 植え付け1年目に少しだけ着果させた場合
品種は「ペンリコ」
植え付け1年目は着果量がもともと少なかったね。
少しだけ果実をならせてみました。
【植え付け1年目 少しだけ果実をつけたペンリコ】
結果、植え付け2年目の5月の様子はこんな感じになりました。
【植え付け2年目 春先の様子】
良い感じやな。
サンシャインブルーの苗木よりも元気が良かったこともあるけれど、
それでも結果を歴然!
いかに果実が養分を消費するかが分かるね。
③ 3年生苗 植え付け1年目に着果させなかった場合
品種は「オニール」
植え付け時から弱っていたこともあり、植え付け1年目は摘果を徹底し、果実をならしませんでした。
【果実を全て摘果したオニール】
結果、植え付け2年目の5月の様子はこんな感じになりました。
【植え付け2年目 春先の様子】
だいぶ回復した感じやな。
これなら3年目は収穫できるんじゃないか?
そうだね。
植え付け1年目に無理しなくてよかった!
ということでまとめ!
●植え付け1年目の着果は木への負担が大きい。
●たとえ3年生苗でも着果量は厳しく制限すべし!
来年以降の投資と考え、摘果を徹底するのが吉。
●ならしたい場合は木の様子を見ながら、ほんのわずかにとどめること!
こんな感じ!!
今回は「ブルーベリー 植え付け1年目の着果が2年目に与える影響」についてご紹介しました。
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