イチジク

鉢植えイチジク栽培 栽培ガイド

yakumokaju

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オベリスク仕立てについて

その名のとおり、オベリスク支柱を使って、枝を誘引していく仕立て方です。

幅をとらずに、上方向に枝を育成していくため、省スペースでの栽培が可能です。

省スペース栽培でありながら、収穫量もそれなりに確保できるのが、オベリスク仕立ての良いところ。

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オベリスク仕立ての仕立て方

オベリスク仕立ての仕立て方はとてもシンプルです。

①植え付け1年目は、自由に枝を伸ばします。

②植え付け1年目の冬のせん定で、木の骨格となる枝を3~4本選び、せん定すればOKです。

骨格がとてもコンパクトなため、植え付け1年目に木の骨格が完成します。

①植え付け1年目は、自由に枝を伸ばします。

中央のイチジクをオベリスク仕立てに仕立てていく。
1年間自由に枝を伸ばしていた。

②植え付け1年目の冬のせん定で、木の骨格となる枝を3~4本選ぶ。

見本樹は枝を6本残しているが、4本程度がちょうどよい。

これにて木の骨格育成完了です!

骨格完成後は、リング骨格から発生した枝を、オベリスク支柱を使って真上に誘引していきます。

左がオベリスク仕立て

リング仕立ての枝管理はこれだけです。

枝を素直に真上に伸ばしていけるので、枝管理も簡単です。

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やくも果樹研究所 所長(中の人)
やくも果樹研究所 所長(中の人)
元果樹専門 農業技師
根域制限栽培を中心に研究中。

農業技師時代の専門はカキ・イチジク・ブドウ
好きな果物はキウイ・洋ナシ
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