今回は「イチジク 重要害虫 カミキリムシ」についてざっくり語っていくよ
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カミキリムシについて
イチジク栽培している人は皆恐れている害虫、それが「カミキリムシ」
葉っぱや果実を食べる害虫も怖いけれど、木を枯らすほどではないよね。
でも!
木の中を食い荒らす害虫は枝ごとダメにするし、最悪木を枯らすんだ。
そして、カミキリムシは木の中を食い荒らす害虫だよ。
つまり、絶対に防除しなければいけない害虫ってこと!
カミキリムシに枝をかじられた場合は、枝内部に卵を産み付けられていることを疑いましょう
カミキリムシの幼虫は枝内部を食害します。下記写真のように木くず・食ふんが発生した場合は幼虫がいます。
カミキリムシはイチジクにとっては重要害虫ですが、恐ろしいのは成虫が枝をかじることではありません。
恐ろしいのは幼虫です。
成虫が枝内部に産み付けた卵から孵った幼虫が木内部を食い荒らします。
発生初期に防除せず、見落とすと被害が深刻化し木が衰弱。最悪の場合枯死します。
成虫の発生時期:5-9月
幼虫の発生時期:1年中
※成虫になるまでイチジクの木の中を食い荒らし続けます。
カミキリムシに枝をかじられた場合は、枝に卵が産み付けられていることを疑いましょう。
しばらくは注意深く枝を観察し、枝から木くず・食ふんが出ていたら、幼虫が木の中にいる証拠です。
糞の出ている穴に園芸用キンチョールを突き刺し、容赦なく吹き付けましょう。
園芸用キンチョールEを噴射すると、食害穴から勢いよく薬液が跳ね返ってくることがあります。
マスクや保護メガネを着用し、身を守りましょう。
被害の程度によっては被害部分を切除し、枝の出し直しも検討するよ。
放ったらかしが一番ダメ!!
●木内部を食害する重要害虫。
●枝表面をかじられた跡があったらカミキリムシの産卵を疑う。
しばらく枝を注視し枝からおがくずのような糞が出ていたら即刻園芸用キンチョールEで対応。
●園芸用キンチョール散布後も糞の発生が止まらないようなら、冬に枝の切除も検討する。
ざっくり言ってしまうと、こんな感じ!!
今回は「イチジク カミキリムシ」についてご紹介しました。
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