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ブドウ 緑枝接ぎ【接ぎ木ガイド】

yakumokaju

今回はブドウの緑枝接ぎについて語っていくよ!

通常の接ぎ木についても知りたい場合は↓の記事を見てみてね!

接ぎ木についてはこちら!
接ぎ木ガイド【切り接ぎ編】
接ぎ木ガイド【切り接ぎ編】

品種登録されている登録品種の接ぎ木は、権利者の許諾なく行うことは種苗法で禁止されています。接ぎ木する品種が登録品種ではないことを必ず確認してください。

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緑枝接ぎとは

その名の通り、穂木に緑枝を使用する接ぎ木です。

通常、接ぎ木は休眠枝を穂木に使用します。

カキの切り接ぎ風景

緑枝接ぎでは生育中の緑枝を穂木に使用します。

ブドウの緑枝接ぎ風景

接ぎ木

接ぐ側(穂木)と接がれる側(台木)双方の切断部をあわせることで、1個の植物体として成長させること。

接ぎ木は苗木育成で広く活用されている技術!

緑枝接ぎを活用すれば、6月の生育中でも接ぎ木を行うことができるよ、

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緑枝接ぎの方法

緑枝接ぎの作業適期は地域にもよりますが、6月上旬です。

①接ぎたい位置で台木を切断し、カミソリ等で台木の中心に切れ込みを入れる

台木の切れ込みはできるだけ薄い刃がおススメ。

カッターナイフとかでも可能だけど、おススメは↓なやつだね。

②穂木を調整

作業見本の穂木は副梢が完全に発生していますが、穂木は副梢が発生し始めた個所を使用するのがおススメです。

このくらいの副梢発生がちょうどよいです。

穂木の調整方法

①まずは接ぐ枝を取ってこよう

接ぎ木直前に採取すること!

②接ぐ枝から穂木を調整

先端の軟らかい部分や根元の硬い部分は使用しない。
枝の真ん中部分、副梢が発生し始めた部分を使用する。
接ぎ木に使用する部分をカットしたら、葉っぱもカット。
巻きひげもカット。
穂木の差し込み部分以外を事前に接ぎ木テープで巻いておく。

刺しこみ部分の切り口が乾燥すると、成功率が下がるから、ここまでの穂木調整作業は接ぎ木直前に行おう。

①の台木の調整作業前にここまで穂木の調整を行っておき、台木に切れ込みを入れた直後から↓の作業を進めるといいと思うよ。

差し込み部分を小刀で調整
差し込み部分をくさび形に調整し、完成

③穂木をはめこみ・形成層どうしをあわせる

台木と穂木が同じ太さとなるよう、位置と枝を選ぼう。

④接ぎ木テープで固定

接ぎ木が成功していれば、数週間で↓のようになります。

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緑枝接ぎのポイント

つづいて緑枝接ぎのポイント!

接ぎ木はポイントを1つでも外すと一気に成功率が下がるから、しっかり押さえよう!

①穂木は副梢が発生し始めた個所を使用する!

緑枝接ぎは【活着】→【副梢の成長】の流れが重要です。

副梢が成長している穂木では、活着前に穂木の展葉が進んでしまい、葉っぱからの蒸散で穂木が乾燥。結果、接ぎ木失敗の可能性が上がります。

このくらい副梢が成長していると、失敗しやすい。
このくらいがちょうどよい

②適期作業

緑枝接ぎの作業適期

地域にもよりますが、6月上旬ごろが作業適期です。

適期を外した接ぎ木は成功率がガクっとさがるよ。

③切り口はスパッと!

接ぎ木は切り口どうしをつなぎ合わせる技術!

鋭く・滑らかな切り口が成功の鍵なんだ!

台木には、切れ味よく薄いカミソリ。

穂木の調整には、しっかり切れる小刀。

を準備すること。

台木の切れ込みにはカミソリ
穂木の調整には小刀

④切り口を乾燥させない!

切り口がフレッシュな状態であることが重要だから、切り口の調整は必ず、接ぎ木直前に行おう!

切り口を調整したら、1秒でも早く台木に接ぐことが大切。

台木に穂木をはめ込んだら、すぐに接ぎ木テープで固定&乾燥防止すること!

ポイントを押さえれば、接ぎ木の成功率はグッと上がるし、やればやるほど上達するはず。

ぜひチャレンジしてみてね!

果樹栽培に迷ったらこれ!

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やくも果樹研究所 所長(中の人)
やくも果樹研究所 所長(中の人)
元果樹専門 農業技師
根域制限栽培を中心に研究中。

農業技師時代の専門はカキ・イチジク・ブドウ
好きな果物はキウイ・洋ナシ
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