鉢植え・プランター果樹栽培 水やり簡易自動化

yakumokaju

今回は鉢植え・プランター果樹栽培での【水やり簡易自動化について語っていくよ。

この記事はYoutube「果樹栽培ch」と連動しています。

動画の方が作業の雰囲気は伝わりやすいかもしれません。

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水やり簡易自動化で使うもの

今回使うのは水やり当番!

水やり当番の使い方は↓な感じ!

水やり当番のフタを外し、水で満たす。
気泡が入らないように、水中でフタを閉め・・・
吸水口を水に浸けた状態でしばらくすると・・・
素焼きの本体から水が染み出す!

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水やり当番を使用した給水試験

水やり当番を使用して、実際に自動給水が行えるかを確認しました。

(今回は吸水量の多いイチジクで試験しました。)

【水やり当番】は水面の位置が高いほど給水量が多くなります。

水面の高さを上げるため、まずは酒瓶のケースを土台にしてみました。

さらに、水やり当番が機能しているかを確認するために、

【水やりチェッカーSUS TEE】を使用します。

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実験開始!

実験開始時の水面
24時間後の水面

24時間で約8L(水やり当番1個当たり4L)が給水されていました。

酒瓶ケースを土台にした結果、水面の高さが高すぎたようです。

給水量が多く、鉢底から水が染み出し続けていた。

今度は水面高さを工具箱で微調整してみました。

↓こんな感じです。

再度実験開始!

24時間後の水面

酒瓶ケースを土台にしたときと比べ、給水量はかなりマイルドになった感じです。

給水量は約2L(水やり当番1個当たり1L)でした。

さらに12時間、36時間後の水面が↓

36時間後の水面 
少しずつ給水している(酒瓶ケースの時と比べるとゆっくり)
葉っぱはしっかりしており、給水量は問題ない。

水やり当番は水面の高さ調整が重要ですね。

少し慣れが必要ですが、水の容器の大きさと水面高さをうまく調整すれば、数日間は問題なく対応できるかな?と思います。

良ければぜひ試してみてください!

果樹栽培に迷ったらこれ!

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やくも果樹研究所 所長(中の人)
やくも果樹研究所 所長(中の人)
元果樹専門 農業技師
根域制限栽培を中心に研究中。

農業技師時代の専門はカキ・イチジク・ブドウ
好きな果物はキウイ・洋ナシ
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