ブランドとは【果樹におけるブランドについて考えよう】

今回は「果樹におけるブランドについて考えよう!」というテーマで、おっちゃんとの小話スタイルで色々語っていくよ!
ブランドとは?

まず語源からブランドを考えていくよ。
「ブランド(brand)」の語源
家畜に「焼き印を押す」という意味の古ノルド語「brandr(ブランドル)」が由来とされる。
自分の家畜と他人の家畜を「識別するための印」が始まり。
※古ノルド語:ノルウェー、デンマーク、スウェーデン、アイスランド語の祖先にあたる言語

「家畜を識別するためのもの」が「商品・サービス・企業を識別するためのもの」に変化していったのかな?
今のブランドって「名前とかロゴ・デザインに対しての言葉」って感じがするし。

それもあるんやろうけど、現代のブランドはそれ以上の意味を持っている気がするな。
なんちゅうか、企業・商品・サービスの価値を示す言葉っていうんかな・・・
わしらも何か高いものや大切なものを買うときに「このブランド(メーカー)なら間違いない」みたいなこと考えて買うことあるやんか?

たしかに・・・
みんなの期待や信頼みたいな感情・世論イメージの集合体的な感じか。

そんな感じやな!
ブランドをブランドたらしめるものは
「他との違いを識別するなにか」+「価値(期待・信頼)を示すもの」?

ブランドが「他との違いを識別するだけじゃなく、価値(期待・信頼)を示すもの」とすれば、ブランドをブランドたらしめているのはいったん何だろう?
おしゃれなロゴ?名前?デザイン?

それだけじゃ前半部分の「他との違いを識別するもの」しか満たさんじゃろ。
「価値(期待・信頼)を示すもの」についても考えとな。

そうだねぇ・・・
「このブランド(メーカー)なら間違いない!」ってなるには、長い年月安定してお客さんの期待に応え続ける必要があるよね。

そうやな!あとは、
「こういうのが欲しいなら、このブランド(メーカー)じゃろ!」ってなるには、特徴というかイメージも長い年月一貫していないとダメじゃろうな。

そうなると、ブランドには他との違いを識別できる名前やロゴ、デザインに加えて、歴史や実績が必要ってことか・・・
でもそれだとおかしくない?
よく新ブランドとかいうじゃん。新ブランドは歴史も実績もないよ。

そうやなぁ・・・
「価値(期待・信頼)を示す」のに歴史や実績は必ずしも必要ではないのかもしれんな。
現代のブランドには「価値(期待・信頼)を示すもの」が必要
「価値(期待・信頼)を示す」には何が必要?

・・・!
それって、ストーリーやコンセプトってことじゃない?
お客さんが興味や価値を感じるストーリーや作り手の基本的な考え方を分かりやすく伝えられることができれば、「価値(期待・信頼)を示す」ことになるでしょ?
「他との違いを識別するなにか」でもあり、「価値(期待・信頼)を示すもの」でもある感じがするけど。

たしかに・・・
なんだかだいぶ形になってきた気がするな。
ちょっとまとめてみるか!
ブランドは
①他との違いを識別するなにか
②価値(期待・信頼)を示すもの
で作られる。
①他との違いを識別するなにか、は名前やロゴ、デザインなど視覚・聴覚に訴えかけるものだけでなく、作り手のストーリーやコンセプトも含まれる。
②価値(期待・信頼)を示すもの、は長い年月顧客からの期待・信頼にこたえ続けることで生まれる歴史・実績だけでなく、作り手のストーリーやコンセプトも含まれる。

こうしてみると、結構きれいにまとまった感じな気がするね。
次は果樹におけるブランド戦略について考えみようよ!

ええな!
果樹におけるブランド戦略

ブランドが
①他との違いを識別するなにか
②価値(期待・信頼)を示すもの
ってことが分かったから、次はブランドを上手く活用する戦略を考えてみようよ!

せやな。
最近は農産物にもいろんなブランドが出てきたから、しっかり考えんと「その他のブランド」に埋もれてしまうやろうしな。

というか、
最近は農作物のブランドが多すぎな気もするね。
前段で考えたブランドの定義から考えると、①②を満たしているものばかりじゃない気もするし。

というと?

①他との違いを識別するなにか
できれいなロゴやデザイン、印象的な名前はついてるけど、
②価値(期待・信頼)を示すもの
については意識していないブランドが結構ある気がするんだよね。
一時期、農作物のブランド化が流行ったじゃん?

流行ったな・・・
行政主導のブランド化が・・・

以前の仕事でブランド推進に少し関わったことがあるんだけど、ブランド化が目的のブランド化が多かった感じだったんだよね。
長い年月顧客からの期待・信頼にこたえ続けることで生まれる歴史・実績、作り手のストーリーやコンセプトといったものはあんまり意識してなかったような気がするなぁ・・・

それなら、そこがポイントなんじゃないか?

たしかに!
ブランド化は目的ではない、「他との違いを識別し、価値(期待・信頼)を示す」ための手段である。

となると、難しい&大切なのは「価値(期待・信頼)を示す」かな。
全ての産地や農産物が長い年月顧客からの期待・信頼にこたえ続けることで生まれる歴史・実績をもっているわけじゃないからね・・・
新ブランドは言わずもがなだけど。

なら、なおのこと、作り手のストーリーやコンセプトが重要かもしれんな。
共感・応援したくなるストーリーや一読しただけで違いが分かる作り手の考えを「丁寧に、かつ、大胆に」ブランドに落とし込むんや!

おっちゃんの言う通りかも!
歴史や実績がある場合でも重要なことだと思うし、ブランドの根幹ともいえるかもしれん!
価値(期待・信頼)を示すために歴史・実績は必須ではない(もちろんあった方がいい)
同じくらい大切なことは作り手のストーリーやコンセプト。

考えれば考えるほど、ブランドは手段であって目的ではないって気がしてきたよ。
①他との違いを識別するなにか
②価値(期待・信頼)を示すもの
に共通する、作り手のストーリーやコンセプトをベースに世界観を提供。
少しずつ、歴史・実績を積み重ね、ブランドをゆっくり大切に育てていくことが大切なのかもしれないね。

答えでたな!
各地域・企業のブランド例(調査・編集中)

ここはまだまだ調査中!
