ブドウ栽培 収穫まで楽しむためのポイント【失敗しないためのポイント】

この記事では、ブドウ栽培の失敗の原因から、収穫まで楽しむためのポイントを紹介していきます。

家庭園芸でブドウ栽培を始めようかと思うんじゃが。
最近はやっとるし。

いいね!
シャインマスカットの登場によって、家庭果樹としてブドウ栽培にチャレンジされる方が増えた感じがするね。
そこで、今回はお家で収穫まで楽しむために、押さえておきたい考え方・ポイントをざっくりと紹介していくよ。
ブドウ栽培の失敗の原因について

ブドウ栽培のご相談をいただくけれど、
多くの方が、収穫するまえに挫折している感じです。
「ブドウはただ植えておけば収穫できるというものではない」から、まずはここを理解する必要があるよ。


厳しい意見になるけれど、
ブドウ栽培に失敗する人の多くが、ブドウ栽培を少し甘く見ている感があるね。
きちんと管理せずに美しく・美味しいブドウが収穫できるなんてことは絶対にないと思うよ。

えらい厳しいな・・・

そうかもね。
でも、ブドウ栽培にチャレンジしようと思ってくれた人にブドウ栽培を嫌いになってほしくないんだ。
だから、栽培を始める前にブドウ栽培について、少しでも理解してもらったうえで、納得して栽培を始めてほしんだよ。

「とりあえず植えとけばええか。」くらいで考えとった。
「どうやったらブドウが収穫できるか。」なんて考えることもせんかったわ。

考えてくれてありがとう!
それじゃ早速、ブドウ栽培の失敗の原因①
「病気対策をしないことによる病気の発生」について話していこうか。
病気対策をしないことによる病気の発生

↓の「シャインマスカット栽培ガイド」を見てもらうと「病気対策の実際」がイメージしやすいかも。
恐らく、おっちゃんが思っている以上に薬剤散布をしていると思うよ。


シャインマスカット栽培ガイドを見てみたら、ほぼ10日おきに薬剤散布しとるんじゃが・・・

ブドウの病気の多くは雨を媒介に伝搬するからね。
雨が直接当たる露地栽培では、10日間隔くらいで薬剤散布をしないと病気のリスクが高いんだ。
つまり、
「栽培する場所が雨に当たるか・当たらないか」がブドウ栽培では、とても重要ってこと!


植木鉢やプランターで小さく栽培すれば、
ベランダや軒下などの雨が当たりにくい場所で栽培できるから、栽培難易度はグッと下げることができるよ。



地植え栽培で大きく育てたい場合は、ビニールハウスや雨よけトンネルが欲しいね。
雨が当たる露地栽培であれば、しっかり薬剤散布を行うことを前提とした栽培管理が必須になるよ。


病気に強い品種を栽培するのもポイント!
ブドウには、
①病気に弱いけれど美味しい品種が多い「欧州種」
②病気に強い「米国種」
③欧州種と米国種をかけあわせた「欧米雑種」
の3種類があるんだ。




栽培しようとしている品種の耐病性を、事前に調べておくことが大切!
収穫まで気軽に楽しみたいのであれば、米国種がおすすめ。
病気対策のまとめはこんな感じだね↓↓


↑↑を意識していないと、あっという間に病気になるからしっかりね!
↓は病気の一例だよ。





房づくり作業をしないことによる果実品質の低下

房づくり?
ブドウの房って自然とあの形になるんじゃないんか?

初めてのブドウ栽培だとそう思っちゃうよね。
ブドウは手をかけてあげないと、きれいな房にはならないんだ。


「人間が手を加えてあげないと、絶対に美しい房は収穫できない」ということをこの章では理解していこう!


シャインマスカットを例に、房づくりについて動画でまとめているから、良ければ見てみてね!

「房づくりによって、美味しく・美しい房にデザインする」
がブドウ栽培の醍醐味でもあるから、楽しみながら実践してもらえれば嬉しいな。
一つ一つの作業はとてもシンプルだしね!

難しく考えすぎず、一つ一つの作業を丁寧にやっていこか。
間違った袋かけによる房の病気・害虫被害

最後は袋掛けについて!
ここも慣れていないと失敗しやすい作業だね。




まとめ

その他のブドウ栽培ガイド
ブドウ栽培に関する、その他の栽培ガイドも作っています。
ぜひ、他の栽培ガイドをご覧ください!
栽培のポイントを細かくまとめています!




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