「お家のシンボルツリーとなる果樹を栽培したい」
「モモ狩りをお家で楽しみたい」
といった方におススメの品目です。
ちょっと慣れが必要だけど、ポイントを押さえればお家でも栽培を楽しめるよ。
品目一覧はこの記事をチェック。
より詳しく知りたい場合はこちらの本もおススメ!
どちらかというと農家さん向けの本なので、さらに栽培技術を高めたい人向け!
モモ栽培の難易度や栽培概要はざっくりこんな感じ!
栽培難易度(鉢植え):■■■□□(普通)
栽培難易度(地植え):■■■■□(ちょっと難しい)
収穫時期:6月~8月
※品種による
収穫までの必要年数(鉢植え):3年
収穫までの必要年数(地植え):3~4年
おすすめ品種:あかつき・はなよめ
栽培適地:東北地方以南
1品種でなるか:△(受粉樹が必要な品種あり)
おススメ仕立て方:開心自然形(鉢植え・地植え どちらでも)
個人的には「あかつき」を「鉢植え栽培」で「開心自然形」にするのがいいかな?って思ってるよ。
「あかつき」・「はなよめ」なら受粉樹不要で1本から収穫できるよ。
栽培テキストも販売中!
①シンボルツリーとして魅力的!
②果樹栽培のステップアップに!
おススメポイント① シンボルツリーとして魅力的!
「もしもお庭にモモの木があったら」
そんなことを想像した方なら魅力的に聞こえるはずです。
モモは高級果樹のイメージが強く、お家では栽培できないと思いがちですが、
基本を押さえれば収穫までしっかり楽しめます。
お手軽さ・栽培難易度を考えると鉢植え栽培が断然おススメ!
おススメポイント② 果樹栽培のステップアップに!
これはどういうこと?
モモ栽培をつうじて果樹栽培の基本的な考え方が身につくからかな。
家庭果樹として人気の高い「カキ」や「イチジク」、「カンキツ・レモン」ではあまり手をかけなくても、収穫まで楽しめたりするんだけど、果樹栽培は「手をかけないと良いものが収穫できない」というのが基本なんだ。
モモは「ある程度手をかけないと良い果実が収穫できない」の典型で栽培技術で味がすごい変わるんだ。
自分にできるかな・・・
なんだか難しそうだし。
絶対大丈夫!!とは言えないけど、大丈夫!
色々な人が気軽にモモ栽培にチャレンジするためにこうやってお話してるわけだし。
これから説明するけど、鉢植え栽培なら意外といけるよ!
地植えは分かんない!!
なるほど!!(地植えは分かんないんか・・・)
①水管理が大変
②受粉樹が必要な品種がある
注意ポイント① 水管理が大変
モモ水管理が超重要!水管理の差がそのまま味に反映してくるよ。
水管理は「なんとなく」ならできるけど、生育に合わせて、微調整するのってかなり経験が必要!ここがモモ栽培の難しいところ。
だけど、鉢植え栽培なら「排水バッチリ」・「水管理が分かりやすい」から水管理の難易度が下げられるよ。
ざっくり言うとこんな感じ!
【春先~梅雨明けまで】
鉢が乾かないように水やりを行う
【梅雨明け後】
気温が上がり必要となる水の量が増える。
土が乾いていないかこまめに確認し、乾いている場合は夕方・朝方の気温が低い時間帯に水やりを行う。
【収穫直前】
少しだけ水を少なめに。
ただし乾燥させない程度に!
「植木鉢・プランターの水分状況ってなかなか分からない!」っていう人は水分計を使うといいよ!
おススメはSUSTEE!
注意ポイント② 受粉樹が必要な品種がある
あまり多くはないけど、受粉樹がないと結実が安定しない品種があるよ。
栽培したい品種がある場合は受粉樹の必要性についてチェックしておいた方が無難かな。
①あかつき
②はなよめ
①あかつき
おススメする理由は物凄いシンプル!
「1本でも果実がなりやすく、袋掛けも不要」
「食味は最高クラス」
お家で本格的にモモ栽培するのであれば王道品種です。
②はなよめ
初めて果樹栽培をする時に恐らく一番悩むのが仕立て方です。
果樹栽培では着果習性を利用しながら品目ごとに仕立て方を変えていきます。
お家で栽培する場合は
「栽培管理のしやすさ」
から
開心自然形(かいしんしぜんけい)
一択なんじゃないかと思っているよ。
王道中の王道だね。
初めて「開心自然形(かいしんしぜんけい)と聞くと
?ってなっちゃうけど、果樹栽培では基本の仕立て方だよ。
【モモ 開心自然形(植え付け2年目)】
今回は個別品目紹介:モモ
ということでモモ栽培を始める前の概要についてさらっとお話ししました!
モモ栽培のまとめはこの記事をチェック。
品目一覧はこの記事をチェック!