イチジク 品種紹介 「蓬莱柿(ほうらいし)」

イチジクの品種紹介!今回は「蓬莱柿(ほうらいし)」
イチジク栽培のまとめはこちらの記事をチェック!

蓬莱柿(ほうらいし) 品種紹介


「西の蓬莱柿」・「東のドーフィン」といった感じで西日本で特に栽培が多い品種だよ。西日本ではイチジクというと「蓬莱柿(ほうらいし)」をイメージされる方も多いね。
「桝井ドーフィン」に次ぐ国内生産量を誇るメジャー品種。
熟してくると果頂部が裂けることが特徴で、そのためかイチジクの中でも日持ち性が悪い品種。日持ちしないため産地周辺でしか出回らないから、産地以外で完熟果に出会うことは難しいね。
夏果・秋果どちらも収穫できる兼用品種だけど、メインは秋果!
秋果収穫時期は8月下旬~10月下旬くらいだね。
蓬莱柿(ほうらいし)
夏果・秋果兼用品種の国内主要品種。夏果は収穫量が少ないため、秋果がメイン。
樹勢が強く、「桝井ドーフィン」よりも栽培管理が難しいが食味良好。
独特の風味を持ち、特に完熟果は絶品。
日持ちしないため、産地以外で完熟果が出回ることはほぼない。栽培するのが完熟果に出会う近道。
蓬莱柿(ほうらいし) 食味総評
独断で偏見による食味評価!
あくまでも個人の感想!
糖度:★★★☆☆
酸味:★★☆☆☆
食べやすさ:★★★☆☆
「上品な甘さの中にほのかな酸味があること」・「プチプチとはじける食感」が特徴。
風味豊かで美味しい品種。
「イチジクは絶対に蓬莱柿(ほうらいし)!」といったコアなファンも多く、イチジク好きの心をつかんでやまない存在感のあるイチジク
数あるイチジク品種の中でも日持ち性が悪く、市場流通品は早取り傾向。スーパーで完熟果に出会うことは少なめ。ぜひ一度栽培し、完熟果を心行くまで楽しんでほしい品種。
蓬莱柿(ほうらいし) 個人的おすすめポイント
イチジク完熟果の魅力に気付ける&単純に美味しい

「市場主要品種でありながら日持ち性が悪いため早取り傾向が顕著」これだけで蓬莱柿(ほうらいし)を栽培するメリットの理由付けになるね。
だって、「本来は魅力あふれる品種なのに、ポテンシャルを発揮した状態になかなか出会えない」んだから!
栽培すれば「蓬莱柿(ほういらいし)」の魅力に気付けると同時に、イチジクの完熟果の美味しさに気づくきっかけになるかも!
●国内主要品種。「桝井ドーフィン」に次ぎ栽培されている品種。
●特に西日本での栽培が多い。
●「上品な甘さの中にほのかな酸味があること」・「プチプチとはじける食感」が特徴。(国内最古参品種でありコアなファンが多い。)
イチジクの中でも日持ち性が悪い品種のため、完熟果は産地周辺でしか出会えない。完熟果を楽しむのであれば栽培するのが近道。
今回は「イチジク品種 蓬莱柿(ほうらいし)」についてご紹介しました。
イチジク栽培のまとめはこちらの記事をチェック!

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