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家庭果樹でのおススメ薬剤(病気編)

yakumokaju

今回は家庭果樹でのおススメ薬剤(病気編)についておっちゃんとの小話スタイルで語っていくよ。

お家で果樹栽培をしていると病気に悩むこともあるよね。

果樹栽培は病気の戦いでもあるんだ。

近所のおっちゃん
近所のおっちゃん

確かに。

気が付くと病気になっていて、栽培が上手くいかないこと多いよなぁ。

薬剤を使った方が良いことは分かっているけど、どんな薬剤がいいかが分かんないんだよな・・・

農家さんであれば生育ステージにあわせて、様々な薬剤を組み合わせて防除スケジュールを組むんだけど、

家庭果樹の場合はそうもいかないでしょ?

だからこの記事では「とりあえずこれを持っておけば捗るよ」っていう薬剤をご紹介!

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おススメ薬剤

おススメはオンリーワンフロアブル!

おススメする理由は4つ。

おすすめポイント①

適応果樹品目が多い(使用できる果樹品目が多い)

上記抜粋は2021年8月時点の情報です。

使用時はメーカーサイトにて最新情報を確認しましょう。

→ 【メーカーサイトはこちら】 

農薬は使用できる品目が決まっているんだ。

でも、オンリーワンフロアブルはほとんどの果樹で使用可能!

(カンキツ・レモンには登録がありません。)

近所のおっちゃん
近所のおっちゃん

オンリーワンフロアブルを1本持っておけば、大体の果樹で役立つってことやな。

オンリーワンフロアブルの良いところはそれだけじゃあないんだ。

色々な果樹に使用できても、登録のある病気の種類が少なかったら、あまり意味ないよね。

近所のおっちゃん
近所のおっちゃん

それはそうやな。

でも、そんなこと言うってことはあれじゃろ?

おすすめポイント②

対応病害が多い

オンリーワンフロアブルは色々な病気に登録があるんだ。

これ1本で色々な病気に対応できるね。

近所のおっちゃん
近所のおっちゃん

1本で多くの果樹品目の色々な病気に対応できるってことやな。

おすすめポイント③

ほとんどの果樹で収穫前日まで使用可能

薬剤によって、「収穫○○日までの散布」と期間が決まっているんだけど、

オンリーワンフロアブルはほとんどの果樹で「収穫前日まで使用可能」!

これはかなり重宝するよ。

病気が発生・進行しているのに、「使用可能時期の制限によって使用できない。」なんてことはほとんどないってことだからね。

おすすめポイント④

予防・治療の2つの効果を持ち・効き目も長い

農薬の多くは予防を目的に設計されているんだ。

・病気の発生を防除

・病気が発生したらそれ以上広まらないよう抑える

ことはできるけれど、治療はできないことが多いんだ。

オンリーワンフロアブルは植物体への浸透移行も期待できるから治療効果も期待できるね。

農家さんも愛用しているし、家庭果樹でも役立つ農薬だよ。

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オンリーワンフロアブルの調整(希釈)作業

オンリーワンフロアブルの調整作業の流れはこんな感じ!

この記事は家庭ブドウ散布用に2000倍希釈液を1L調整していくよ。

オンリーワンフロアブル1mlを2Lに薄めればOK!

まずはオンリーワンフロアブルを1ml取り分けるよ。

オンリーワンフロアブルを1mlを計量できたら、水で2Lに薄めよう。

容器は何でもOK。今回はペットボトルをつかってるよ。

オンリーワンフロアブルの調整(希釈)ができたら、スプレー容器に移し替えてLet’s 散布!

周囲と自分にかからないよう、注意しながらスプレーしていこう。

ポイント

①時間帯はお昼の暑い時期は避けて、朝・夕方の涼しい時間帯に行いましょう。

→暑い時間帯に薬剤散布を行うと、薬害の発生リスクが高まります。

②葉っぱの裏までしっかり散布しましょう。

→まんべんなく散布することが大切です。中途半端はNGです。

③雨の日や雨が降りそうな日は散布を避けましょう。

注意点

①周囲への配慮を忘れずに。

→周りに薬剤が飛散しないよう注意しながら散布作業を行いましょう。

②使用の際は(農薬用)マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを身に着け、作業後は着替え・シャワーを行いましょう。

ということで今回は家庭果樹でのおススメ薬剤(病気編) についてお話ししました。

1本あるだけで、果樹栽培の安定感は向上するはず!

果樹栽培に迷ったらこれ!

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やくも果樹研究所 所長(中の人)
やくも果樹研究所 所長(中の人)
元果樹専門 農業技師
根域制限栽培を中心に研究中。

農業技師時代の専門はカキ・イチジク・ブドウ
好きな果物はキウイ・洋ナシ
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