家庭果樹おススメ品目!「ブラックベリー」

yakumokaju

「枝がつる性のため、イチジクよりも枝管理が簡単」・「病害虫被害がほとんどない」・「特別な管理も必要ない」ことから、かなり気軽に栽培できます

「完熟果は傷みやすく、市場には冷凍や加工されたものぐらいしか出回らない」といった理由から、お家で栽培するメリットも大きい品目です。

とにかく栽培が簡単です。

病害虫被害がほぼ少ないため、果樹には珍しく無農薬でも、ほぼストレスなく栽培可能です。

●栽培適地:全国 

※基本的に全国で栽培可能ですが、温暖な気候を好みますので、暖地での栽培がより適しています。

ブラックベリーは繁殖力がとても強く、地面に接した枝から発根して、増殖していきます。

たくさん収穫したい場合は問題ないですが、「増殖して周囲の植物への影響が出るのを避けたい」場合は鉢植え・プランター栽培をおススメします。

鉢植え・プランター栽培がおススメの理由はこちら!
ブラックベリー 地植えをおススメしない理由
ブラックベリー 地植えをおススメしない理由

栽培ガイドとして動画でもまとめています!

作業の雰囲気などは動画の方が分かりやすいかもしれません。

鉢植えブラックベリーの栽培管理

ブラックベリーの栽培管理はとてもお手軽です。

4月~5月に発芽・成長してきた枝をリング支柱やオベリスク支柱に誘引していけばOKです。

肥料は緩効性肥料を3月・7月にあげればOKです。

足りないなと感じた際は必要に応じて速効性の肥料や有機質肥料を与えます。

【5月上旬 誘引前のブラックベリー】

【誘引作業】

ブラックベリーの枝はしなやかだから誘引も簡単!

↓6月上旬になると花が咲いてきます。

6月上旬の様子

↓7月になると果実が熟し始めます。

ブラックベリーはその名の通り「黒いベリー」

着色が完了し、手で優しく触れた時にポロっと取れる時が収穫適期!

ブラックベリーはとにかく栽培が簡単

「初めての果樹栽培」で悩んだら、まず候補に挙げてもいいかもしれません。

鉢植えブラックベリー 栽培に慣れてきたら

栽培に慣れてきたり、もっと大きく栽培したくなったら、

大きな容器へ植え替えてみましょう。

オベリスク支柱を使えば、おしゃれな感じで大きく栽培できます。

オベリスク支柱仕立て 5月下旬の様子

オベリスク支柱仕立て 7月上旬の様子

ここまで読んでくれた方に、

最後におススメの書籍をご紹介!

↑の一冊で家庭ブラックベリー栽培はほぼOK!

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やくも果樹研究所 所長(中の人)
やくも果樹研究所 所長(中の人)
元果樹専門 農業技師
根域制限栽培を中心に研究中。

農業技師時代の専門はカキ・イチジク・ブドウ
好きな果物はキウイ・洋ナシ
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