イチジク 収穫のポイント


今回は「イチジク 収穫のポイント」について語っていきます。
完熟イチジクと早取りイチジクでは、「糖度」・「風味」・「食感」がまるで別物です。
完熟イチジクを食べるためには、自分で栽培するのが一番の近道ですが、完熟タイミングを見極めるには少しコツが必要です。

ポイントは大きく2つです。
果実が下向きに垂れているか
まずはここをチェックします。
桝井ドーフィンなどの品種では果実が熟すよりも先に着色が進みやすいです。
「着色したから収穫適期」と考えず、果実のたれ具合を見ましょう。



熟すにつれ、果実の付け根「果梗」が、果実を支えきれず垂れてきます。
↓のコナドリアが分かりやすいですね。


耳たぶくらいの柔らかさ
基本的にはポイント①「果実が下向きに垂れているか」のチェックで問題ありません。
たまに、果実が下向きに垂れていても完熟手前の果実がありますので、果肉の硬さでも判断できると、より完熟の見極め精度が上がります。
判断基準は、果肉を軽く握ったときに「耳たぶくらいの柔らかさか」です。



「完熟前」・「完熟果」では味は別物!
ぜひお家で完熟果を楽しんでいただければ!



別品種で未熟果と完熟果も比較してみました。



ということで、今回はイチジク 収穫のポイントについてお話ししました!
イチジク 栽培ガイド
イチジク栽培をやってみたい!
イチジク栽培してみようかな?
と思ってくれた方は、ぜひ栽培ガイドをご覧ください!
栽培のポイントを細かくまとめています!





ここまで読んでくれた方に、
最後におススメの書籍をご紹介!
初心者には
●イチジク (NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月)
●イチジク 栽培・利用加工 (育てて楽しむ)
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イチジクの作業便利帳は
農家さん向けに収穫量の安定・秀品率向上についてまとめられた1冊。
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