シャインマスカット栽培 ジベレリン処理(2回目)


今回はシャインマスカットの房づくり必須作業「ジベレリン処理(2回目)」について語っていくよ。
シャインマスカット栽培のまとめは↓の記事を見てみてね。

ジベレリン処理とは
「植物ホルモン:ジベレリン」を使って、
①着果を安定させ、種無化
②果実肥大
させるホルモン処理です。
1回目のジベレリン処理の目的は、①着果を安定させ、種無化。
2回目のジベレリン処理の目的は、②果実肥大。
ジベレリン処理をしないと、品質の高いブドウを安定して栽培することは難しいです。


ジベレリン処理(2回目)作業適期
果粒が小豆くらいの大きさになったとき
※ジベレリン処理【1回目】から10-15日後
ジベレリン処理(2回目)作業方法

手順については上の動画を見てもらうのが一番だと思うけれど、文章でもまとめるね。
手順は下のとおり。
①ジベレリン液の調整
シャインマスカットの場合、ジベレリン粉末(ジベレリン50㎎)小袋を水2Lに溶かせば調整完了です。


②ジベレリン処理
作業適期の房をジベレリン液に浸漬させます。




③目印をつける
ジベレリン処理(2回目)を行った目印として、花穂整形の時に残しておいた最後の目印をちぎりとります。
これで視覚的に未処理・処理済みの房を見分けます。



こんな感じ!
ジベレリン処理で必要なものも↓にまとめておくね。

雨の日はジベレリン液が流れちゃうからね。
つまり、露地栽培の場合はジベレリン処理は房の状態と天候条件が重ならないと上手くいかないってこと。
毎年ジベレリン処理が上手くいくか神頼みっていうのは嫌だよね。
笠かけを行うことで、簡易的に雨よけもできるから、興味がある方は↓↓の記事をみてみてね。


ということで今回は「ジベレリン処理(2回目)」についてご紹介しました。
次の作業は摘粒(2回目)&袋掛け!

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