今回は「鉢植えリンゴ・ナシ（植え付け1年目） 5-6月の管理」についてざっくり語っていくよ。
リンゴ・ナシ栽培のまとめはこちらの記事をチェック！
5-6月の管理は大きく2つ！
①枝の誘引（枝の成長に合わせて行おう）
②追肥
枝の誘引について
誘引とは「植物の茎や枝、つるを支柱に結びつけて固定する作業」のことです。
果樹栽培をする場合、枝の誘引はとても大切な作業です。
なぜなら、
「木は人間の思い通りの形には決して自然には成長しない」
からです。
枝が伸び始めたらこまめに枝を誘引しましょう。
植え付け１年目の誘引作業で木の形がある程度決まるよ。
↓
支柱に枝を誘引できるようになったら、こまめに誘引しよう。
誘引は細かすぎるくらいでちょうどよいと思うよ。
↓
ちょっと難しいな。と感じたらできる範囲で誘引しよう。
無理をしていいことはありません。無理をすると枝が根元から折れます。
「枝に無理な力がかかっているな。」と感じたら、無理なく動かせる範囲で誘引しよう。
追肥について
植木鉢では養分の流亡（養分から鉢から流れ落ちていくこと）が起きやすいため、定期的に肥料を与える必要があります。
春の植え付け時に与えた肥料も少しずつ分解してきます。
●追肥タイミング：5-6月
●肥料の種類：お好みで
●肥料の量：植木鉢の体積・肥料の種類によって条件が変わるため、各肥料のパッケージに記載の使用量参照。
追肥とは「追加で肥料を与えること」だよ。
おススメ肥料はマイガーデンベジフル。
細かく肥料管理したい場合は即効性タイプ（液肥）を使おう。
いろいろな肥料があるから、自分だけのお気に入りを探してみると面白いかも。
肥料には即効性タイプと緩効性タイプなど種類があります。
諸説色々ありますが鉢植え栽培の場合、緩効性肥料があっていると思います。
特定の時期にだけ肥料を効かせ、細かく肥料管理をしたい場合は「速効性タイプ」
手間を抑えて、ざっくりと肥料管理をしたい場合は「緩効性タイプ」
を選ぶのが良いかと思います。
肥料は一度にやりすぎないこと！
「足りないなと思ったら足す」くらいの気持ちでまずは少なめ。
が失敗しにくいコツ。
薬剤防除（病害虫の発生に応じて）
家庭果樹の場合、基本的には薬剤防除は行いません。
それよりも病気にかかりにくい場所で栽培することが大切です。
果樹の病気は雨で伝搬されるものが多いため、ベランダや軒下など雨が当たりにくい場所で栽培するだけで病気の発生をかなり抑えることができます。
鉢植えモモ（植え付け1年目） 5-6月 まとめ
●鉢植え栽培ではこまめな追肥が大切。
●枝が成長してきたら誘引作業。ここをさぼると後で困る。
※ただし、無理は禁物！
●場合によっては薬剤防除も行うけれど基本は不要。
それよりも病気になりにくい環境が大切！雨が当たりにくい場所がGood！
ざっくり言ってしまうと、こんな感じ！！
今回は「鉢植えリンゴ・ナシ・サクランボ（植え付け１年目） 5月－6月の管理」についてご紹介しました。
リンゴ・ナシ栽培のまとめはこちらの記事をチェック！
