最高級柿【天下富舞】

今回はグレードによっては「数個で数万円」販売されている最高級柿【天下富舞】について語っていくよ。
いったい何者?天下富舞

まずは「天下富舞」の概要から!
天下富舞(てんかふぶ)
●岐阜県オリジナル品種「ねおスイート」から、糖度が高くて大きく色・形の
良い果実を選抜。選ばれた果実を「天下富舞」のブランド名で販売している。
●厳しい基準と等級があり、上から最高級「天下人」・「大将」・「武士(もののふ)(黒)・(赤)・(青)」に分類される。
●「天下人は糖度25度以上・それ以外の等級でも糖度20度以上」が「天下富舞」の糖度規格。
●初せりでは高値取引されることで知られ、2025年11月の初せりでは最高額「天下人:2玉111万円」を記録。

最高額「1玉:55万5千円」という驚異的な価格の柿!


続いて「ねおスイート」の概要!
ねおスイート
●岐阜県オリジナル品種(2015年登録)
●新秋×太秋
果汁多く、糖度高い食味優良の「新秋」とナシのようなサクサク食感が特徴の大玉品種「太秋」の交配種。
●両親の良いところを受け継ぎ、「平均糖度20度以上」・「サクサク食感」・「太秋よりも小玉で手に取りやすい中玉サイズ」と魅力高い品種。
●収穫時期は10月中下旬

平均糖度20度以上と驚異的な高さや。
さらに、太秋のサクサク食感も受け継いでいるから、今後の柿市場で存在感を放ちそうな品種やな。

「天下富舞」の最高級等級「天下人」にいたっては糖度25度以上・・・
異次元のブランドだと思うよ。
天下富舞からブランド戦略を考える
2025年天下富舞の参考販売価格
●大将(3玉):50,000円(税抜)
●武士(5-6玉):30,000円(税抜)
初せり最高額の価格推移
●2019年:700,000円(2玉)
●2020年:800,000円(2玉)
●2021年:860,000円(2玉)
●2022年~2024年:1,000,000円(2玉)
●2025年:1,110,000円(2玉)
天下富舞の等級と規格(2025年産)
共通規格:色・形が良いこと
●天下人:糖度25度以上・サイズ3L以上
●大将:糖度20度以上・サイズ3L以上
●武士:糖度20度以上・サイズ品質によって、上から順に(黒)・(赤)・(青)

個人的には①~③が「天下富舞」を最高級柿たらしめていると考えているよ。
- 岐阜県オリジナル品種「ねおスイート」に分かりやすく、厳格な等級を設定し、「通常のねおスイート」と「天下富舞」をすみわけ。
- 最高等級の「天下人」は基準が厳しすぎるため、そもそも入手困難。そこに希少性を持たせ、初せりで超高額落札することで、話題性と品種への高級感を持たせる。
- なにより、品種が素晴らしい&岐阜県オリジナル品種という差別化

初せりで超高額落札は個人的に「ルビーロマン」のイメージじゃったが、「天下富舞」にも活用されとる感じやな。
各県のオリジナル品種PR戦略の参考になりそうやな。

天下富舞はどこで買える?

一度は最高級柿を食べてみたい!(個人的には!)
天下富舞は一般のスーパーや果物店では販売されていないから、10月中下旬に果物専門店で取り寄せてもらうか、JAタウン(JAの運営する産地直送通販サイト)で購入しよう。

最高等級の【天下人】については通常入手は難しいかもな。
