カンキツ品種紹介「はるか」
yakumokaju
やくも果樹研究所

今回は歴史あるカンキツ品種「橙」について、おっちゃんとの雑談スタイルで語っていくよ。

橙色とかの橙だね。
とても歴史の古い、むかーしからあるカンキツの品種だよ。

橙の歴史は「鎌倉・室町の時代まで遡る。」とされるな。

橙と言えば縁起物とされることが多いカンキツ!
お正月に目にすることが多いはず!

鏡餅の一番上に載っているカンキツ
しめ縄飾りについているカンキツ
あれが橙や。
お正月飾りに使われるんや。


お正月飾りに用いられる「橙」
縁起物として、長い間親しみ続けられているわけだけど、その理由はなんだろう?
それは、橙の特徴が関係しているんだ!
橙の特徴と名前の由来
橙の果実は収穫しないでいると、そのまま2年目・3年目と落ちずに、木になり続けるという特徴があります。
●果実が熟しても木から落ちずに残る性質。
●新旧の果実が混在する様子。
が「世代が続く」こと連想させるということで、
【家系繁栄・子孫繁栄を願う縁起物」として、重宝されてきました。
世代が続くということで、代が重なり、橙(代々)と呼ばれるようになったと言われています。

なにげなく目にしてきた、お正月飾りのカンキツ「橙」にも、
品種特性からくる、逸話や歴史があって、それを日本はずっと大切にしてきたってことやな。

栽培管理には関係は無いけれど、
知っていると橙のことを身近に感じてもらえるかな?と思って、今回はこんな話をしてみました!