今回は果皮の鮮やかさが特徴のおススメカンキツ「みはや」についてざっくり語っていくよ。
まずは「みはや」の品種概要から!
みはや
※津之輝×No.1408(アンコール×興津早生)×(清見×イヨカン)
●赤橙色の果皮が鮮やかなカンキツ
●栽培しやすく食味良好な優等生品種
●収穫時期:11月中下旬~
「みはや」の一番の特徴は果皮の鮮やかさ!
11月には濃い赤橙色に鮮やかに着色するね。
類まれない見事の果皮の色は見た目のインパクト抜群!
類まれない濃い赤橙色はカンキツとは思えない鮮やかさ。
外観美麗なカンキツを栽培したならチェックすべし!
「みはや」は外観以外も優秀。
食味良好で育てやすい!
「みはや」の食味の特徴
糖度高く、酸味が少ない。芳香があり、食味良好。
参考糖度は12度程度、クエン酸含量は0.60%程度で糖度が高く酸味が少ないことが特徴。
「アンコール」に似た芳醇な芳香があり、豊かな風味を楽しめる。
果実重は190g程度と温州ミカンよりも大きめ。
※温州ミカンの参考果実重:140g程度
「みはや」の栽培面での特徴
主要病害への耐性もある程度あり、栽培しやすい。
カンキツの重要病害「そうか病」・「かいよう病」への耐性もある程度あり、温州ミカンと同様の防除で栽培可能です。
また、温州ミカンでは問題になりがちな「浮皮」は発生しないことも魅力。
浮皮とは著しく果皮と果肉が分離した状態となること。
浮皮症状が発生すると、果皮が傷つきやすくなるため「腐敗しやすい」、「輸送性が低下する」といった問題が発生するんだ。
温州ミカンでは問題視されているね。
「浮皮が発生しない」というのは農家さん目線だと重要なポイント!
最後にざっくり「みはや」のポイントをまとめるよ!
●11月には鮮やかに赤橙色に着色する外観美麗な品種
●収穫時期は11月中下旬~
●果実重は190g程度と温州ミカンよりも大きめ。
●糖度は12度程度としっかり甘い、芳醇な香りも相まって美味しい品種
●病気耐性もある程度あり、栽培しやすい。
ということで今回は個人的おススメ品種「みはや」についてざっくりご紹介しました!
鮮やかなカンキツを栽培したいならチェックしてみてね。