鉢植え果樹栽培 夏の暑さ対策【アルミホイル】

今回は鉢植え果樹にとって試練の時!「夏」の暑さ対策について語っていくよ。
動画でも紹介しているから、よければ見てみてね!
鉢植え果樹 夏の高温被害
夏の強烈な日差しを受け続けた植木鉢の内部は、想像以上に高温となります。
植木鉢の中が高温になることで、根っこがダメージを受け、木が衰弱します。
また、植木鉢内部の温度上昇によって、土中の水分の蒸発速度が速くなるため、水不足によるダメージも併発することが多いです。
まずは夏の高温被害を受けた鉢の様子を見ていこう。
↓↓のイチジクは夏の高温被害&急速に起きた水不足によるダメージを受けたイチジクだよ。

被害が深刻になると、落葉もひどくなるね。
↓↓みたいになると、回復には長い時間がかかるし、最悪枯れてしまうことも・・・

鉢植え果樹 夏の高温対策
①正しい水やり(水やりは朝・夕の時間帯に行う)
②直射日光の当たり過ぎない半日陰に避難
③二重鉢
④アルミホイル
①②については↓↓の記事で紹介しているから、よければ見てみてね!

③については↓↓の記事

今回は④「アルミホイル」について詳しく紹介していくよ!
鉢植え果樹 アルミホイルによる高温対策
①「正しい水やり(水やりは朝・夕の時間帯に行う)」は必ず押さえるとして、
②「直射日光の当たり過ぎない半日陰に避難」はいい場所がないって人が多いと思うんだよね。
③「二重鉢」はけっこう手間とお金がかかるし・・・
そこでお手軽、かつ、お安く行える方法としてアルミホイルがおススメ!
↓↓みたいに植木鉢の周りをアルミホイルで巻くだけ!


アルミホイルで日光を反射し、植木鉢の温度上昇を抑えるよ!
理屈はシンプルだけど、効果はしっかり!
アルミホイルは何でもいいよ!お家にあるものでOK!アルミホイルを1~2周くらい植木鉢に巻けばOK!
アルミホイルの効果
今回はアルミホイルが実際どれほどの効果があるかを検証するため、【アルミホイルの有無による、植木鉢内部の温度変化】を比較試験してみたよ!

まずは、午前6時。
太陽がまだ昇っていないから、どちらも同じ地温27℃


午前10時20分。
アルミホイル無し:地温31℃
アルミホイル有り:地温29℃


午前12時。
アルミホイル無し:地温35℃
アルミホイル有り:地温31℃


午前14時。
アルミホイル無し:地温35.5℃
アルミホイル有り:地温32℃


アルミホイルを巻くだけで、3~4℃程度、地温上昇を抑えることができているね!
この数℃の差は結構大きいよ!夏の高温被害を押さえたいなら、ぜひ検討してみてね!(果樹以外にも活用できると思うよ!)
「果樹栽培おススメアイテム」もまとめているから、よければ見てみてね!↓↓
