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モモ栽培 一文字仕立て 【仕立て方ガイド】

yakumokaju

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収穫を目指して!

骨格完成~収穫まで

木の骨格が完成したら、収穫に向けて栽培管理を行っていきます。

基本の栽培管理は骨格育成時と同じです。

①摘果:4月~5月

②収穫:品種ごとの収穫適期になったら

※枝の誘引・管理:枝の成長にあわせて都度行う

摘果:(4月~5月)

木の骨格が完成すると花も見事に咲くね!

蕾や花の段階で間引いた方が養分の効率はいいけれど、せっかくなら花も楽しみたいよね!

花を愛でつつ、幼果ができ始めたら摘果をしていこう。

幼果 着果の様子
摘果作業

モモは放っておくと果実がたくさんつくね。

そのままだと養分が分散して美味しいモモになりにくいから、幼果の時から数を間引いて、養分を少ない果実に集中させることが大切!

「明らかに生育が劣るもの」

「形がいびつなもの」

「着果位置が悪いもの」を優先して間引こう。

ポイントは「一度の摘果で適正着果量まで間引かずに段階的に摘果を進めること」

↓の記事が参考になると思うから、よければチェックしてみてね。

あわせて読みたい
鉢植えモモ栽培 摘果について
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摘果作業とあわせて、花かすが残ったままの幼果を見つけたら、花かすを取り除いてあげるとGood。

花かすがついたままだと、汚れの原因になったりすることがあるからね。

花かすが残ったままの幼果

収穫:(品種ごとの収穫適期に)

収穫適期になったら、いよいよ収穫!

完熟モモをお家で楽しもう!

一文字仕立ての良いところは「平面的な仕立て方だから、横幅を取らないところ」これに尽きるね。

横幅を取らないから、軒下などでも気軽に雨よけ栽培できる。これは大きいと思うよ。

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鉢植えモモ栽培 栽培ガイド
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やくも果樹研究所 所長(中の人)
やくも果樹研究所 所長(中の人)
元果樹専門 農業技師
根域制限栽培を中心に研究中。

農業技師時代の専門はカキ・イチジク・ブドウ
好きな果物はキウイ・洋ナシ
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