今回は「プランター栽培 ナシ(植え付け2年目) 摘果」についてざっくり語っていくよ。
ナシ栽培のまとめはこの記事をチェック!
そもそも摘果とは?
幼果を間引くことで、養分を少ない果実に集中させることだよ。
まずはこのイラストを見てほしいんだ。
このイラストは芽かきによる貯蔵養分の使用イメージだけど、果実も本質は一緒。
「養分には限りがあるから、限られた養分を分散させるより、一部に集中させた方が効率的」ってこと!
摘果の時期
時期というよりは生育速度にあわせて、作業していく感じ!
樹形完成前に果実ならしてええんか?
枝の育成が優先じゃろ?
・・・
本当はダメなんだけど、我慢できなかった!
エスパリエ仕立ての仕立て方見本はリンゴでやっていく予定。
まずは「お家でもナシ栽培が楽しめることの実証」を優先したい!
ほうか。
摘果 作業風景
↓
「果叢」ってなに?
あと、ナシは人工授粉が必要じゃなかったか?
このナシは人工授粉しとらんのに着果しとるよな。
「果叢」は果実の集団のことだね。
ナシは一か所から花が複数咲き、果実の集団をつくるんだ。
摘果の基準は「1果叢当たり1果実」!
人工授粉無しで着果している理由は品種が「なるみ」だから!
ナシは基本的に異なる品種の花粉で人工授粉しないと果実が着かないんだけれど「なるみ」は自分の花粉で受粉できるし、人工授粉も必要なし!
お家でのナシ栽培ではとくにおススメなんだ!
なるほど!
ええなこの品種!
ちなみに、
摘果で間引く果実の基準ってあるん?
あるよ!
本当はいろいろ細かい基準があるんだけど、シンプルに言うと「生育が悪い果実」・「形がいびつな果実」が間引く果実の基準!
●基本的に樹形完成前に果実をならすのはNG。
※着果させる際は木の生育状況と相談すること!
●摘果の基準は「1果叢当たり1果実」
●間引く果実の基準は「生育が悪い果実」・「形がいびつな果実」
ざっくり言ってしまうと、こんな感じ!!
ということで今回は「鉢植えナシ(植え付け2年目) 摘果」についてご紹介しました。
ナシ栽培のまとめはこの記事をチェック!