ブドウ(一文字カーテン仕立て)【仕立て方ガイド】
この記事ではブドウ(一文字カーテン仕立て)の仕立て方について紹介します。
一文字カーテン仕立てについて
一文字カーテン仕立ては一文字仕立てをベースにした仕立て方です。
イラストのように骨格を左右一文字に育成し、直線状の骨格から真上に結果枝を配置します。
「あんどん仕立て」よりも収穫量を多くしながら、省スペースでブドウ栽培を楽しむことができます。



一文字仕立てはイチジクでよく活用される仕立て方!
イチジクではこんな感じ↓


とにかくコンパクトにブドウ栽培を楽しむなら、鉢植え栽培で「リング仕立て」や「あんどん仕立て」にするのがおススメ!
なんだけど、
収穫量が少なくなるのがちょっぴり残念。
でも、プランター栽培で一文字カーテン仕立てにすれば、スペースを抑えつつ収穫量を少し増やすことができると思うよ。


一文字カーテン仕立ての仕立て方

この記事では植え付けについては割愛!
植え付け方法については↓の記事を見てみてね。


植え付け1年目はとにかくシンプル!
2本の枝を水平に育成するだけ!
枝を水平に誘引できるよう支柱を組んだら、枝を2本選んで水平に誘引しながら成長させていこう!



こんな感じ!
早ければ植え付け1年目に木の骨格が完成するよ。
支柱を組むときはニューガーデンクリップがおススメだよ!
見本樹はφ11のイボ竹とφ11×φ11のニューガーデンクリップで支柱を組んでるよ。


植え付け2年目の管理もシンプル!
育成した骨格から真上に枝を伸ばしていくだけ!



見本樹は芽傷処理を行わなかったから、発芽が不安定・・・
芽傷処理を行うとよりGoodだね!


木の骨格完成後の枝管理のポイントは3つだね。
①「巻きひげは切除」
②「支柱よりも高く伸びた枝は摘芯」
③「副梢は葉っぱ1枚残しで切除」
①【巻きひげは切除】


②「支柱よりも高く伸びた枝は摘芯」


③「副梢は葉っぱ1枚残しで切除」

副梢管理についてはいい写真がなかったので、割愛!
↓の鉢植えブドウ栽培でも紹介してるから、見てみてね!



順調にいけば、植えつけ2年目に樹形が完成するよ!
樹形が完成したら、毎年樹形維持のせん定を行えばOK!
せん定の考え方はあんどん仕立てと一緒!【骨格から発生した枝を1~2芽残し!】
せん定の考え方は↓の記事をみてみてね。


木によっては植え付け2年目に果実がついてくるね。
木の育成状況と相談しながら果実をならすか決めよう!
(この記事では房づくりについてはふれません。)

ブドウ栽培ガイド
ブドウ栽培に関する、その他の栽培ガイドも作っています。
ぜひ、他の栽培ガイドをご覧ください!
栽培のポイントを細かくまとめています!

ここまで読んでくれた方に、
最後におススメの書籍&おススメアイテムをご紹介!
【NHK趣味の園芸シリーズ】と【育てて楽しむシリーズ】を一緒に買えば、家庭ブドウ栽培ではほぼ困らないと思います!
初心者には
●ブドウ (NHK趣味の園芸12か月栽培ナビ)がおススメです。
より情報量が欲しいなら、
●ブドウ栽培・利用加工 (育てて楽しむ)もおススメです。

おススメアイテムはこちら↓↓からどうぞ!

