カンキツ品種紹介「はるか」

yakumokaju

今回はカンキツの品種「はるか」について語っていくよ!

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はるか 品種概要

「日向夏」の自然交雑品種として平成8年に登録された品種だよ。

親である「日向夏」よりも収穫時期が早いことが特徴。

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はるか おススメポイント

「酸味の少なさ」

「日向夏系統の爽やかな香り」

「穏やかな甘み」が織りなす【上品さ】

はるかの鉢植え栽培
果肉の様子

「はるか」の魅力は何といっても「上品さ」

見た目が黄色いから、酸っぱそうに見られがちだけれど、実はカンキツの中でも酸味が少ない品種。

酸味はほとんど感じられないよ

さらに親である日向夏から受け継いだ「爽やかな風味」は、2月~3月のまだ寒い時期に、初夏のような爽やかさを与えてくれるよ。

アルベド部分も美味しい

アルベドとは果皮の内側の白い綿上の部分のこと。

品種によっては苦みがあったりするけれど、「はるか」のアルベドはほのかに甘みがあって、そのまま食べても美味しいね。

もちろん、アルベドをしっかり取り除けば果肉本来の風味を楽しめるけれど、アルベドごと食べるのも違った印象で楽しいかも。

「アルベドと一緒に食べてみて!」とPRしている生産農家さんもいるほど。

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はるか 皮のむき方

色々な皮のむき方があるけれど、僕が気に入っている皮の剥き方をご紹介。

①ヘタ・お尻部分を切り落とす

②クルっと全体の皮を剥く

③好きなサイズにカット

この剥き方のいいところは

「アルベド部分が残る」

「アルベド部分をしっかり取りたくなったら手で取りやすい」

ところ。

ということで、今回は「カンキツはるかについてお話ししました。

鉢植えカンキツ・レモンの栽培まとめもあるから、みてみてね!

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やくも果樹研究所 所長(中の人)
やくも果樹研究所 所長(中の人)
元果樹専門 農業技師
根域制限栽培を中心に研究中。

農業技師時代の専門はカキ・イチジク・ブドウ
好きな果物はキウイ・洋ナシ
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