野菜栽培ガイド PR

お家で野菜栽培!【鉢植えナス編】

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今回は果樹栽培ではなく、野菜栽培に関するお話!

野菜栽培に関する情報はたくさんあるけれど、逆に初心者には情報量が多すぎて、分かりにくいこともあるかもしれません。

そこで

をテーマに野菜栽培について、ふんわりした情報をお届けします。

近所のおっちゃん

なあなあ。

今まで鉢植え栽培で色んな果樹を栽培してきたやん?

野菜栽培もやってみんか?

そうだねぇ・・・

僕の専門は果樹だからなぁ・・・

近所のおっちゃん

それなら果実を収穫する野菜【果菜類】から始めたらいいやん。

!!

いいこと言うね。おっちゃん!

いっちょやってみよっか!

近所のおっちゃん

よっしゃ!

鉢植えナス栽培 【植え付け~収穫まで】

まずは植え付け!

ということで今回は苗から栽培していくよ!

【植え付け適期】

※一般地では5月上中旬ごろとされますが、地域によります。

【苗】

市販されている苗は9cmポット(本葉6~7枚)の若苗が多いです。

そのまま植え付けても良いですが、12~15cmポットに鉢上げして1番花が開花する直前まで育苗し、植えつけると生育が良くなります。

大切なのことは【植え付け適期】と【苗の成長】を合わせることです。

霜の心配がなくなり、最低気温が10℃以上になったころ(一般地では5月上中旬ごろ)まで、購入した苗を9㎝ポットで栽培していると、ポット内で根っこが渦巻いてしまい、植え付け後の生育が悪くなる可能性があります。

購入した苗を12~15㎝のポットに鉢上げ・育苗することで、植え付け適期までポット内で根っこが渦巻かないように調整することができます。

【植え付け容器】

植え付け容器の大きさが小さいと収穫量が極端に少なくなってしまいます。

【土】

野菜用の培養土であれば大丈夫です。

【その他必要なもの】

●鉢底石または鉢底ネット

●支柱

●肥料(緩効性肥料であればOKです)

●ジョウロ

●スコップなどの土入れ

植え付けできたら、水をたっぷりあげればOK!

近所のおっちゃん

肥料はあげんでいいんか?

培養土にも肥料成分は入っているから植え付け時は肥料をあげなくてもいいかな?と思っているよ。

植え付けから2週間程度たって、根っこが土になじんだら肥料をあげるのが個人的にはいいと思っているんだ。

近所のおっちゃん

なるほどな。

植え付け後の管理のポイントはこの3つ!

①【2週間に1回程度、緩効性肥料を軽く一掴み】

②【一番花は間引く】

③【一番花の下の節から2本枝を育成し、3本仕立て】

とりあえずこれくらい!

近所のおっちゃん

もっといろいろあるやろ?

あるにはあるけれど、最近は情報であふれかえっていて、逆に分かりにくい気がするんだよね。

そんなに細かいこと気にしてたら楽しくないじゃんね。最初は気軽に栽培を楽しむことが大事かなって。

ちょっと間違ったって何とかなるし。まずは収穫まで楽しんで、次はもっと上手に栽培したいってなったら、少しずつ勉強したり試してみたりすればいいんだよ。

近所のおっちゃん

せやな!

①【2週間に1回程度、緩効性肥料を軽く一掴み】

ナスは比較的肥料を多く必要とする野菜です。

近所のおっちゃん

肥料の量は正確に測らんでもええで!

②【一番花は間引く】

鉢植え・プランター栽培の場合、地植えと比べて、さらに養分の余力が少ないため、一番花はならさずに花の時点で間引きましょう。

一番花の扱いには色々な意見があるけれど、(摘む・摘まない、花ではなく幼果になってから摘むべき等々)そんな細かいことはベテランになってからでいいよ!

とにかく一番花は間引くこと!

③【一番花の下の節から2本枝を育成し、3本仕立て】

3本仕立てはナス栽培では一般的な仕立て方です。

(果樹栽培の開心自然形に通ずるところがあるように思います。)

↓↓は果樹の【開心自然形】の模式図なんだけど、ナスの3本仕立てのイメージもこんな感じ!(詳細は違いますが、イメージとしてはこんな感じです。)

近所のおっちゃん

3本仕立ての目的は

【骨格を3本に開くことで、風通しを良くし、病害虫の発生を抑制&枝ごとに着果量のバランスを取り、収穫量を安定させるため】やな。

6月上旬ごろから果実がつき始めるね。最初の果実(一番果)は小さいうちに早採りしておこう

茎や葉っぱに養分を回すことで結果的にその後の実つきがよくなるよ!

近所のおっちゃん

収穫が始まると、次々に花が咲き・果実になり。を繰り返すよ。

毎年栽培を重ねることで情報をアップデートしていくから、良ければまた見てみてね!