果樹栽培 おススメ書籍【初心者でも大丈夫!】

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【ステップアップ編】

ステップアップ編では、家庭果樹以上のクオリティで栽培したい方に役立つ書籍を紹介していきます。

  1. 図解よくわかるシリーズ
  2. 基礎からわかるシリーズ

【専門書編へ】

1

図解よくわかる シリーズ

このシリーズは家庭果樹というよりは農家向けの内容。

このシリーズではナシを紹介。

ポイント

①ナシ栽培の本ではかなり敷居が低い本。

②モノクロではあるが、イラスト・写真も多くイメージはしやすい。

家庭果樹の範疇を超え、新規就農者向けの内容となっているが、ナシ栽培の参考書の中では取り組みやすい。

注意点

家庭果樹向けの本ではないため、果樹栽培初心者にはおススメしにくいです。

ナシ栽培は難易度が高いため、参考書も少し難しいです。

家庭果樹の場合、読まなくて問題ないような専門的な話が出てきます。

「ナシ栽培について理屈から知りたい」といった方は読んでみると面白いかも。

2

基礎からわかる シリーズ

このシリーズも家庭果樹というよりは初心者農家向けの内容。

オールモノクロで専門的な話が多いが、品目特性をしっかり知りたい方は読んでみるのもいいかも。

このシリーズからは「モモ」をご紹介。

ポイント

モモは栽培参考書があまりないが、この本が比較的初心者向け。

家庭果樹の範疇を超え、新規就農者向けの内容となっているが、モモ栽培の参考書の中では取り組みやすい。

注意点

このシリーズは各県の農業試験場の偉い方が著者になっていることが多く、全体として少し硬い文章です。

家庭果樹向けの本ではないため、果樹栽培初心者にはおススメしにくいです。

農家さん向けの本なので、「栽培について理屈から知りたい」といった方以外は読まなくいいと正直思っているよ。

ただ、モモ栽培の参考書の中では分かりやすいのも事実!

【専門書編】

専門書編では果樹栽培の理屈や接ぎ木・挿し木・せん定理論といった、果樹栽培の技師が読んでいるような本を紹介します。

  1. 接ぎ木・さし木・とり木について
  2. 農学基礎セミナー
  3. 作業便利帳シリーズ
  4. せん定理論

1

接ぎ木・さし木・とり木

ポイント

なかなか情報が出回っていない接ぎ木・さし木・とり木についてまとめられた1冊。

品目ごとに接ぎ木・さし木・とり木について分かりやすくまとめられている。

初心者からベテラン農家まで持っておきたい1冊です。

この1冊で接ぎ木・さし木・とり木については大丈夫です。

農業技師をしていた時に農業試験場の色々な資料を見たけれど、この本が一番分かりやすいと感じたよ。

それぐらい良い本!!

2

農学基礎セミナー

ポイント

農業技師(果樹部門)がまず読む本。

「果樹栽培における共通基礎」・「品目ごとに栽培管理から出荷・経営特性」の基本がまとめられた本。

まさしく「果樹栽培の教科書」と言える1冊です。

果樹栽培ついて体系的に学習したい方向け。

栽培方法をほかの人に理屈からしっかり教えたい方向け。

農業技師(果樹部門)に就職した後、最初に読んだ本!!

3

作業便利帳 シリーズ

農家向けに収穫量の安定・秀品率向上についてまとめられた1冊。

古くから読まれているシリーズだね。

近年新版が出始めたよ!

注意点

農家向けの専門書。

家庭果樹の場合は必要なし。

将来的に果樹農家を目指すのであれば、おススメ。

「収穫量を確保し、高品質の果実を生産する」という農家目線での栽培ノウハウがまとめられたシリーズだよ。

家庭果樹の場合はまず必要ないと思うけれど、知識として知っておきたい場合は読んでみるのもあり!

3

せん定理論

落葉果樹全般のせん定が分かりやすくまとめれた1冊。

同じ出版社「誠文堂新光社」から昭和54年に出版された「図解 落葉果樹の整枝せん定」をバイブルにしていたけれど、絶版になってしまったんだ。

この本はその後継書に当たるものだと考えているよ!

おススメ!!

果樹栽培に迷ったらこれ!

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