ブルーベリー PR

鉢植えブルーベリー栽培 栽培ガイド

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

第2章:植え付け

近所のおっちゃん

待ちに待った春や! やっと植え付けできるな! 

近所のおっちゃん

春植えが適期とされる理由

「春植え」は果樹栽培において最も植え付けに適した時期です。

 理由は3つあります。

①苗木は新しい根っこが成長しないと地上部も成長できません。

②根っこの活動が旺盛な時期の植え替え作業は根っこを傷つける可能性があります。

③根っこの活動が停滞している時期の植え替え作業は根っこを傷つけにくいですが、成長は遅くなります。

つまり植え付け適期とは

「根っこを傷つけにくく、植え付け後に根っこの成長が旺盛になる時期」と言うことになります。

春先は「根っこが活動を開始する直前」です。 

よって、春先が「植え付けの最適期」であると言えるわけです。

3月の春植えが最適期ですが、11月の秋植えも植え付け適期です。

苗木の購入・入荷タイミングと相談しながら、植え付け時期を決めましょう。

春植えが苗木の植え付け適期であることが分かったところで!

植え付け作業をしていこう!

近所のおっちゃん

そうやな!

 植え付け手順はこんな感じ!

①鉢底石を敷く

※鉢底石は鹿沼土の(中)または(大)でも問題ありません。

②培養土を敷く

根っこは下へ下へ伸びます。 「浅植え」とすることで根っこの生育スペースを最大限確保することができます。

③苗木の植え付け

ポットから優しく苗木を取り出し、植えつけます。

④肥料・水やり

鉢植え栽培では養分の流亡(養分が鉢から流れ落ちていくこと)が起きやすいため、速効性肥料は植え付け時の肥料に不向きです。

散布量は肥料にもよりますが、10号鉢の場合「軽く一握り」程度で大丈夫です。

近所のおっちゃん

意外と簡単やったな。

でしょ? この気軽さは鉢植え栽培ならでは!

地植えはもっと大変だからね。

準備しておけば、ベランダでも十分植え付け作業可能だと思うよ。

近所のおっちゃん

なんかもったいないなぁ。

せっかくだし、植え付け1年目から収穫してもいいんじゃ・・

おっちゃん! 

それは絶対ダメだよ!

まずは↓↓これを見て!

近所のおっちゃん

これがどうしたん?

なんや元気のないブルーベリーと元気のいいブルーベリーがあるだけやん。

【植え付け1年目に果実をつけたブルーベリー】

↓1年後

【植え付け1年目は果実をきちんと間引いたブルーベリー】

↓1年後

近所のおっちゃん
近所のおっちゃん

残念だけど、しょうがないか。

これも未来への投資やな

そういうこと!

植え付け作業のポイント

●3月の春植えがおススメ。

※秋植え(11月)でもよいです。その他の時期は植え付けを避けた方が無難です。

●培養土をブルーベリー専用の培養土を使用する。

●肥料は緩効性肥料。やりすぎるくらいなら少なめでよい。

●植え付け1年目は果実をならさない。苗木に花や果実がついていたら間引くこと。

1 2 3 4 5