今回は「キウイの人工受粉」についてざっくり語っていくよ。
キウイ栽培のまとめはこの記事をチェック!
5月上旬になるとキウイの花が咲いてくるね。


キウイは基本的に1品種では果実がつかないから、受粉樹を用意する必要があるけれど、受粉樹を準備できなかったり、受粉樹と開花のタイミングが合わなかったりすることもあるよね。
そういう時は花粉を個別で準備してしまうのも1つの手段だよ。
花粉はインターネットで調べればいろいろなところで販売しているよ!

今回は花粉を個別に購入した場合の人工受粉作業の流れについて紹介していくね!
まずは花粉の調整から!

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まずは花粉に増量剤として石松子(せきしょうし)を加えていくよ。
石松子(せきしょうし)の希釈倍率は品種や花粉の発芽率によって様々。
今回はざっくり10倍希釈を目安に調整しているよ。
(石松子の説明欄に希釈倍率の説明があります。)
石松子(せきしょうし)は増量剤としての役割だけでなく、花粉に色を付けて作業の目印とする意味合いもあるね。
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調整後の花粉はこんな感じ!
調整が終わったら早速作業していこう。

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こんな感じで耳かきのぼんてんや綿棒を使って優しく花に花粉をつけていくよ。
石松子(せきしょうし)が目印になって、作業が終わった花は一目瞭然!



今回は作業説明のため、分かりやすいよう大量に花粉をつけていますが、
軽く花粉をこすりつける程度で十分受粉します。
無事に受粉ができていれば、果実が成長してくるね。


今回は「キウイの人工受粉」についてざっくりご紹介しました。
キウイ栽培のまとめはこの記事をチェック!