今回は「植え付け1年目 モモ・ナシの摘蕾・摘花・摘果」についてざっくり語っていくよ。
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そもそも摘蕾・摘花・摘果とは?
「花・幼果を間引くことで、養分を残された蕾・花・果実に集中させること」だよ。
まずはこのイラストを見てほしいんだ。
このイラストは芽かきによる貯蔵養分の使用イメージだけど、蕾・花・果実も本質は一緒。
「養分には限りがあるから限られた養分を分散させるより、一部に集中させた方が効率的」ってこと!
「植え付け1年目は枝の成長に養分を集中させる」っていうのが果樹栽培の基本だから、蕾・花・果実は早めに間引いて、枝葉の成長に養分を集中させよう。
摘蕾・摘花・摘果の時期
時期というよりは生育速度にあわせて、作業していく感じ!
蕾の時期は摘蕾。
花の時期は摘花。
幼果の時期は摘果。
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せっかく花・果実が着いたのに間引いてしまうのは惜しい気もするけれど、1年目に無理に果実をならしても良いことはないよ。
「木の生育が遅れる」・「果実をならしても美味しくならない」からね。
要はならした方が損ってこと。
植え付け1年目は果実をならせない。
もしも、果実がついても蕾の段階ですべて間引くのが吉。
蕾や花の段階で間引いたほうが効果的なんだけど、
それって少し寂しいから、「花を咲かせたり、幼果まで育ててもいいじゃん」とは思っているよ。
プロ農家さんは徹底すべきところだけど、家庭果樹ではそれぐらいでOKじゃないかな。
●苗木の貯蔵養分は限りがある。
植え付け1年目は枝に養分を集中
●幼果よりも花、花よりも蕾 の時点で間引くのが効率的
●花を楽しむぐらいはOK。でも収穫しようとは思わないこと!
ざっくり言ってしまうと、こんな感じ!!
ということで今回は「植え付け1年目 モモ・ナシの摘蕾・摘花・摘果」についてご紹介しました。
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