今回は「鉢植えブルーベリー 植え付け1年目 5-6月の管理」についてざっくり語っていくよ。
ブルーベリー栽培のまとめはこの記事をチェック!
5-6月の管理は大きく3つ!
① 追肥
② 摘花・摘果
③ コガネムシ対策
① 追肥 について
植木鉢では養分の流亡(養分から鉢から流れ落ちていくこと)が起きやすいため、定期的に肥料を与える必要があります。
●追肥タイミング:5月中旬-6月上旬
●肥料の種類:即効性が望ましいが、緩効性でもOK
●肥料の量:植木鉢の体積・肥料の種類によって条件が変わるため、各肥料のパッケージに記載の使用量参照。
追肥のポイントは本来、「即効性と緩効性を使い分けること」
なんだけど、鉢植え栽培の場合は肥料の流亡が激しいから緩効性肥料を気持ち少なく追加で与えると失敗しにくいかな。
おススメ肥料はマイガーデンベジフル。
細かく肥料管理したい場合は即効性タイプ(液肥)を使おう。
肥料には即効性タイプと緩効性タイプなど種類があります。
諸説色々ありますが鉢植え栽培の場合、緩効性肥料があっていると思います。
特定の時期にだけ肥料を効かせ、細かく肥料管理をしたい場合は「速効性タイプ」
手間を抑えて、ざっくりと肥料管理をしたい場合は「緩効性タイプ」
を選ぶと良いかと思います。
肥料はやりすぎないこと!
「少し足りないかな?くらいの量で気持ち少なめ。」
が失敗しにくいコツ。
② 摘花・摘果 について
「花・幼果を間引くことで、養分を残された花・果実に集中させる」こと。
詳しくはこのイラストを見てほしいんだ。
このイラストは芽かきによる貯蔵養分の使用イメージだけど、蕾・花・果実も本質は一緒。
「養分には限りがあるから、限られた養分を分散させるより一部に集中させた方が効率的」ってこと!
植え付け1年目はしっかりした3年生苗でも果実を間引いて枝葉に養分を集中させた方が吉。無理に果実をならすと木が弱るからね。
本当はすべての果実を間引くべきなんだけど、
「着果させないと栽培モチベーションの維持が難しい」なら、ほんのわずかだけならせてもいいかもしれないね。
あとは個人の判断!!
摘花・摘果は早ければ早いほど効果的です。
花も楽しみたい場合は、花が終わってからすぐ摘果を行うのが良いと思います。
③ コガネムシ対策 について
コガネムシってそんなに怖いん?
鉢植えブルーベリーの場合、脅威だよ。
怖いのは幼虫!
幼虫は根っこを食い荒らすんだ。
しかも植木鉢では根っこのスペースが制限されているから、被害が甚大になりやすいね。放っておくと普通に枯れるよ。
めっちゃ怖いやん。
どうしたら・・・
根本的な対策は「コガネムシが鉢内で産卵できないようにすること!」
コガネムシは地中に産卵するから、コガネムシが鉢土内に侵入できないような障壁を準備するよ!
色々な対策方法があるけれど、防虫ネットとインテリアバークがおススメ。
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使っているのはこんなやつだね。
ホームセンターに普通に売っているから、ホームセンターで買おう!
●対策時期:5月上中旬までに
コガネムシの成虫は5月~9月ごろに発生します。
最初に発生した成虫が産卵する前、5月早々に作業を完了しておくと安心です。
●対策方法
鉢土内に産卵させない。
物理的障壁を設置する。
※成虫の侵入が防げるのであれば、なんでもOk。
コガネムシを甘く見ないこと!!
コガネムシの幼虫はブルーベリーの根っこを食べます。
根っこを食べられたブルーベリーは急速に弱り、最悪枯れてしまいます。
気づいた時には手遅れといったこともあり得ます。
●作業は「追肥」・「摘花、摘果」・「コガネムシ対策」
●コガネムシを甘く見ないこと!
ざっくり言ってしまうと、こんな感じ!!
ということで今回は「鉢植えブルーベリー(植え付け1年目) 5-6月の管理」
についてご紹介しました。
ブルーベリー栽培のまとめはこの記事をチェック!